野口整体の学び方

野口整体本 整体

「体癖や野口整体に興味を持ったけど、どうやって学んだらいいんだろう?」

そう思う方、多いのではないでしょうか?

ネットを探してもイマイチまとまった情報が少ないですよね。

それは野口整体関係者が秘密主義?だったり、宣伝しない先生が多いこと、Googleの検索システムの問題で、良質な情報が上位表示されないことなどが要因だと思います。また、一般常識からすると理解しにくい面があって、魅力が伝わりにくいということもあるかもしれません。

体癖については、だんだん人気が出つつはあるんですが、どうしても性格分析的な側面がクローズアップされがちで、入り口としてはいいと思いますが、 そこで終わると頭での「理解」や、「意識的な」性格・コミュニケーションの改善といった目的、処世術のような方法論にとどまるように思います。

体癖論は整体体系の一分野ですから、整体との関連で学べばもっと面白くなるはずです。

情報が少ないとはいえ、中には一般に向けて発信下さっている先生方もいらっしゃいます。

このページでは、私が野口整体を学ぶ上で、知っておきたかった情報を中心に、個人的な体験や感想を混じえてご紹介してみたいと思います。

先生に教わる方法から、本やブログ、Youtubeを見て自分で実践する方法まで。

最初はちょっと分かりにくいですが、少しずつ勉強↔実践↔観察してしていくと、気付くことが増えていきます。

脱線が多くなってしまいましたが、、

ぜひ気になったことから始めてみてくださいね!

野口整体はどうやって学ぶ?

整体は知識ではない

前提として、

整体は学校の試験勉強のように覚える知識ではありません。

もちろん知識は大切ですが、いくら知識として知っていても使えないと意味がないですよね。

整体の勉強は実践が中心です。

実践していく中で、感性を磨き、整体(整った体)になって、全生(生を全うする)ことが目標です。

主に以下の実践法があります。

先生によって、重きを置くものや考え方は異なるのかもしれませんが、個人的には、これら実践法全てはそれぞれが互いに織りなす体系として成り立っており、一つの実践や研鑽が思想・技術ともに他への深さに通じるように感じています。

例えば、体癖論は整体体系の一分野であり、愉気の応用です。

気の方向性としての体癖が分からなければ、よくあるタイプ論と同様に「◯種はこういう特徴」といった違いにフォーカスしがちです。しかし愉気・行気と体癖の関係に気付くと、晴哉先生が言うように、「体癖の本質は気の性質の違いかもしれない」ということが体感できるはずです。

思想や方法論は、経験からの実感として得られるものであり、体癖の知識を覚えたとしても、愉気の「感応」という感覚が分からなければ、単なる知識雑学の類か、観念上の「相互理解」に留まる可能性があります。

まずは悪口大会になる笑 

悪口大会を全うすると、等しく愚かって分かる。

愉気で相手と繋がると感応する。

相手の気=感受性の方向に合わせると感応しやすいよ!

それは手を当てる愉気でも会話でも同じこと。

*感応:気が通ると、それに応じて動くこと。例えば愉気をしてる時に「通った」と感じると同時に相手の体になんらかの変化が起き、お互いの呼吸が同時に深くなったりします。気≒波長が合う感じ。

愉気のために体癖を使うならば、違いによって分断するのではなく、お互いの方向を知って繋がることが目的となります。

基本的に健康(=エネルギー集散がスムーズな状態)なら体癖の好ましい面が出やすいので、体癖の嫌なところをどうにかしたい人は整体を目指せばいいってことですね(たぶん)。

小手先でコントロールしようとするより、まず自分を整える。

自分が整体=ニュートラルに戻れるなら、相手とも繋がりやすい。

そして整体を目指すなら、裡の要求に従って生活すればいいんですが、頭で色々考えちゃう現代人にはなかなか難しいので、とりあえずは上に書いた実践法をやっていけばいいんですが、それぞれ体癖との関係が掴めると効率が良さそうですよね。この辺はまだまだ分からないことが多いですが、研究が進めば多くの人の健康や快適な生活に寄与すると思います。

例えば、

体癖による感受性の違いが分かれば、潜在意識教育はスムーズになりますし、

私は操法ができないので詳しくは分かりませんが、体癖によって偏り疲労部位や歪み方が異なるので、その調整に役立つはずです。

体癖によって偏りがちな生活と不調に傾向があるので、それに応じた対処法が分かれば、随分効率よく生活を改めることができます。

体癖別の体操や活元運動は体癖の修正に役立ちます。

これらの実践によって整体になると、感受性の歪みが修正され、体癖が癖というより、勢いとして表れてきます。

「気の動きは勢いなのです。いきおいは人のいのちです」(野口晴哉『整体入門』P25)

体癖と他のタイプ論との大きな違いは、心身の相関という点、そして修正法があるという点です。

だからこそ、体癖は整体の一分野として学び、実践していくことが重要だと思うのです。

要は、体癖が独り歩きすると、観念の産物になっちゃいそうだけど、それじゃ物足りない人は根っこから学んでね!ってことです。

誰から学ぶか

整体に限らず、情報の取捨選択をする際は、なるべく発信者が整っていることは大切です。

なぜなら、なにか情報に触れる時は、思想・内容もさることながら、情緒がうつるというか、その息が共鳴・同調してくるからです。

例えば晴哉先生の文章などは読んでいると呼吸が深くなり、姿勢が整ってきます。

愉しくなってくるようなもの、息が深くなるようなものを選びたいですよね。

真・善・美、そして快を感じるか。

自分が整ってくるか。

先生を選ぶ際には、そういうことも意識してみるといいかもしれません。

「気が合う」人から学ぶと、感覚が似ていて分かりやすいという利点はありますが、自分の中の不満や不安、欲が共鳴しているだけのこともありますので、根っこ・核になにがあるか見極めが必要です。ただそういうものは見えにくいから、頭で良いと思っても、体の快さに従う方が本当には合ってる場合が多いものです。

またエネルギーが余ってる人は、強い刺激で激しく揺さぶるものに発散が促されるので惹かれやすかったりしますが、そればっかりだと本来の自然が乱されます。

ジャンクフードばっかり食べてると味覚が鈍麻して素材の滋味深い味わいみたいのじゃ物足りなくなることがあるじゃないですか。

情報にしても、最近は化学調味料的に脳を揺さぶるようななものが多いので、そういうのばっかり入れてると感覚が鈍麻して、本物が分からなくなるかも。変なもの入れると解毒に時間がかかるし、多すぎると消化不良起こしたり。

そういう場合は、情報断食して自分の心身に集中してみるのも◎ 

悪いもの全然入れないと、弱くなりますけどね。

結局自分と共鳴するものしか分からないのだから、良い先生を探したければ地道に自分を磨き、整える。裡の自然を大切に♡

野口晴哉先生の本

何事もまずはオリジナル・本物です。(としか思えないのは9種)

整体にしても体癖にしても、ネットや書籍のほとんどの情報は野口晴哉先生を源流としています。

美術品の真贋を見分ける人は、まずはとにかく本物をたくさん観るということをやるそうで、本物が分かるようになると、それとは違うものには違和感を感じ、偽物が分かるということですかね。

というわけで、まずは晴哉先生の文章に触れてください。

さらに一番の本物は生命そのものなわけですから、その自然に触れて丁寧に観察していくことが、整体の勉強になります。先生はそれに対し「どう観れば、健康になるか、勢いが出るか」といった彼自身の観方を示しているものと思います。

実践が大切というのは、そういう意味です。

整体入門

私はこの本を古本屋で偶然手にとって野口整体に興味を持ちました。

ただ初めて読んだ時は、凄さが全く分からず、さらっと読んで、そのまま放置してました。

ところが一年後にもう一度何気なく読んだところ、

「天才か。。?」と気づき、試しに本に書いてある通り活元運動を誘導したら、家中転げ回って大変なことになったので、そこからハマって10年以上となります。

最初から分かるものに大した価値はないのかもしれません。

自分の常識や概念の範疇を超えてないということだから。

意識では分からなかったけど、もっと深いところでは共鳴してたので、1年間意識が理解できるように無意識に行動してたということですね。 

晴哉先生の本よりよっぽど詳しく分かりやすく書いてくださっているブログなどもありますが、まずはオリジナルの息遣いに触れていただければと思います。

ただ実を言うと、この本は野口整体のダイジェスト的な紹介と「こういう場合はどうしたらいいか?」の対処法が中心となっている実用書で、なんとなくぶつ切り感があるので、個人的には全生社の『健康生活の原理』の方が講座でお話している雰囲気も分かりやすく、整体の考え方を知る入門本としてはおすすめです。

それでも『整体入門』は安価で入手しやすい整体の実践本として手元に置いておいて間違いないと思います。

いろんな方法が載ってるんですが、同じようにやってるつもりでも、やり方によって効き方が全然違うってことに最近気付いて。。なので最初はイマイチ効果が分からないかも。

でもまずは、自力でなんとかなるかもって気付くことが大事だし、とりあえず読んで試してみる。

風邪の効用

風邪には体の偏りを調整する機能があるという、「風邪の効用」を説いた名著。

この本に書いてある内容は、おそらく常識的には???なことも多いと思いますが、10年くらいするとまぁまぁ当たり前になります。

なぜなら自分で確かめていくと、たしかに風邪は偏りが大きくなった時にひいて、風邪を引いた後には体が整うということが実感できるので、常識や他人の言説はそれとして、自分の感覚や体の自然を信頼できるようになってくるからです。

自分や家族の体、プロの方であればクライアントさんの体を、風邪の前後で比べてみれば、筋肉のこわばりや骨格の歪み、顔つき、皮膚のつや、全体的に弾力が取り戻って元気になるのが分かると思います。体が素直になるというか、さっぱりする。

私事ですが、香港のコロナ政策が怖すぎて、毎シーズン引いてた呼吸器の風邪を4年間引けてなかったら、代わりに?お腹を異常に壊すようになりました(インドのせいも大きいけど)。先月ヒマラヤ登山中、ついにいつもの風邪らしい風邪を引いて死ぬ目に遭いましたが、回復したら自分に戻ったというか、久しぶりに「体調がいい」。それからお腹の調子もいいし、思考や感情のもやもやも晴れてすっきりした感じがします。風邪と下痢は大病にならないための安全弁と言われていますが、ほんとに実感しました。風邪は冷えや乾燥、食べ過ぎ等が原因になることが多いですが、気のゆるんでないと引けません。こまめに風邪を引けるよう、普段から気をゆるめて休むことが大切です。

だんだん要らないものが増えてきて、諸々マーケティングとか教育とか整ってない体の感覚によって作られた常識だったって気付きますよ。薬が要らなくなり、ボディソープやハンドクリームが要らなくなり、、

スイーツ食べなきゃいられないとか、目覚まし時計ないと起きられないとか。

「予防しなきゃ」「治さなきゃ」も同様です。

私は、風邪を引く度に飲んでた風邪薬をやめたら風邪が治りやすく、引きにくくなったところから、整体の道に。

体癖に興味を持ってこのブログを読んで下さってる方もいらっしゃるかと思いますが、

もし「私は体癖のことが知りたいだけで、風邪なんて関係ないし。。」と思うとしたら、早計です。

風邪の引き方にも体癖は表れますし、風邪をきちんと経過することが体癖の修正になるということは、さらっと書かれていますが、ものすごい発見なわけです。

体癖を心理学や体型分類にしないで~!

何度も言いますが、野口整体は体系であって、それぞれの理論・実践・観察は切っても切り離せない関係にあります。

入り口はどこであっても構いませんし、最初は分からなくても大丈夫。

少しずつ見えるもの、気づくことが増えてきます。

50年以上やってる先生は、10年で少し見え始めて、20年でまた違うものが見えてきて、なんて仰ってましたよ。楽しみ。

数学者の岡潔先生が言う「発見の鋭い喜び」は偉大な学者じゃなくても、自分で研究すれば味わえます!

晴哉先生が、本の中でヒント散りばめるけど答え言わないの、これを味わわせるためじゃない?って思ってます。難しいボタンは親がとめてあげて、最後のボタンは子供にとめさせて自信持たせる親心。

私は数学なんかして人類にどういう利益があるのだと問う人に対しては、スミレはただスミレのように咲けばよいのであって、そのことが春の野にどのような影響があろうとなかろうとスミレのあずかり知らないことだと答えてきた。

岡潔『春宵十話』

最高♡

『春宵十話』も名著なのでぜひ!

岡潔先生は「学問は研究だけでいい」と仰ってました。

晴哉先生も「記憶とか 正確とか 形式とか 過去に頭を向けていることは それ故に老衰行為だ」って言ってました。

体癖

体癖のバイブルみたいになってる本ですよね。

私のブログは、この本は読んでる前提だけど、読んだだけじゃ分からないだろうなと思い、参考書的な位置づけで始めました。

また体癖に興味を持ったならば、オリジナルである晴哉先生の本は当然読むだろう、そして体癖以外の整体にも興味を持つだろうという推測だったんですが、、

私のブログ読んでる暇あったらオリジナルを読め!
 

うそうそ、いつも読んでいただき、ありがとうございます♡

このページ読んで下さってる方はいいんですが、適当に書いた体癖の説明しか読まない方が多いのはちょっと心外。

「体癖」検索してそれだけつまんでる人がほとんどなんだろーなーと思うとなんだかねぇ。いいんですよ、もちろん本人の自由だから。でもそういう方には伝えるのが難儀だろうなと思ってしまうんです。整体協会が秘密主義になったのちょっと分かる。

『体癖』はもともと二巻組で、文庫になってるのは『体癖・一』です。

昔読んだ時は、前半に書いてあるエネルギー集散の話とかはよく分かんなくて、後半の「◯種はこんな特徴~」のとこにしか興味を持てなかったんですけど(だからブログの特徴ページしか読まない人の気持ちは分かる)、3年前に読み直したら、前半の重要性に気付いて「あーそういうことか!」と思ったり。晴哉先生の文章は、自分の理解できる層が深まると「なぁんだ、最初から書いてあるのに全然気付かなかったわ!」ってなるんですよ。おそらく分かってない層がまだまだある。

主に複合体癖について書いてある『体癖・二』は全生社から出版されてますので、ご興味のある方は、そちらも併せて読んでみて下さい。難しいですが、体癖は複合体癖が真骨頂です。私は晴哉先生の観方とはちょっと違うし、何言ってるか分からないことも多いですが、面白いです。

朴歯の下駄 回想の野口晴哉(野口昭子著)

奥様の野口昭子さんが書いた晴哉先生の伝記です。

晴哉先生との生活の中でのエピソードが微笑ましく、 晴哉先生が死期を分かってた話、臨終の話が心に残ってますが、その他伝説的な話も満載。

晴哉先生の言ってることがよく分からない場合にも、まだ普通に近い感覚で語ってくださって分かりやすし、読み物としても大変おもしろいです。

普通と言っても、野口昭子さんは太平洋戦争を始めた時の内閣総理大臣・近衛文麿の長女です。

ある意味、全く普通の感覚ではないんですが、晴哉先生のような超能力的な感覚ではないと言う意味で。。

全生社

全生社というのは、野口整体の書籍を専門に扱っている出版社です。

現在出版されているのは全部で30冊くらいだったと思いますが、どれを読んでもハズレはないのでご興味のあるものからお読みになってみて下さい。

私は「これはヤバイ」と気づいた時に、とりあえず全部買って読みました。

最近「ヤバイ」と気づく人が増えたのか「在庫切れ」が多くなってますね。単に出版関連の問題かもしれませんが。。

もし初心者の方に順におすすめするとすれば、

  1. 健康生活の原理
  2. 愉気法
  3. 整体法の基礎
  4. 体運動の構造
  5. 潜在意識教育

あたりからでしょうか。

プロの方なら、

  • 治療の書

『治療の書』は整体のプロでなくても、人を教育、指導する立場にある方には心に留めておいていただければと思います。「我が腕を見よ」の愚に気付けるだけでも僥倖。

育児する可能性のある方は、こちらもぜひ。

  • 育児の本
  • 誕生前後の生活
  • 子育ての記(野口昭子著)

妊娠・出産は女性のその後の健康に大きな影響を及ぼします。

出産後は骨盤が開いた後、 数日間は左右交互に閉じていくらしいんですが、その時期に起き上がると骨盤が歪んだままになって、その後の不調の原因になることがとても多く、女性の一生の健康を左右すると言われています。

胎盤が出てから8時間毎に左右の体温を測って3回揃った時に起きると体が整うそうです。

人によりますが3-4日はお手洗いも含めて起き上がらないってことなので、出産直後から歩かされる普通の病院で産むとまず無理なんですが。。産後の不調は「出産自体」が原因というより、「産後の無理」が原因という場合も多いのでは?

またお腹の中にいる時に愉気を受けた子は、気が満ちて元気に育つと言われます(要求がはっきりしていて育てやすく、病気の経過もスムーズらしい)

その他、胎便を出し切ることで排泄機能がしっかりして肌がきれいになるって話、などなど。

現代に増えているアトピーを始めとしたアレルギー等も、外部要因だけでなく、この辺のこととも関係してる可能性があるのでは?

知らないのは母子ともに、大袈裟ではなく、人生の損失です。

いやほんとに!なぜこんな重要なことが知られてない!?

人間の生理現象に無頓着な人が多すぎ!

生理現象といえば、

例えば骨盤が動くって話は整体では常識ですが、医学書には「骨盤は動かない」って書いてあっるらしく、なんかちょっとした論争になってるっぽい。。妊娠出産時が一番大きく動くけど、骨盤が開閉してるのなんて生理の時にお尻触れば分かるのに、、

病気や薬の研究はされても、人間の自然な生理現象の研究にはあんまり興味ないみたい。医療はそんな調子だけど、だれでも自分の体は自分で観察できますからね。たぶん自分で分からないつもりだから他人の知識や権威に頼るんだと思う。興味を持って触れば分かります。数字が欲しいなら、左右の仙腸関節の間を排卵期と月経中に測ってみればいい。

晴哉先生の心を知るなら、

  • 大絃小絃
  • 偶感集

大絃小絃には先生が読んだ本とか、好きな音楽が載ってるので、集めたりしてました。一体なにがこの人を作ったんだろうかと思って。

臨在、荘子、白楽天。 当時ほとんど分からなかった、というか、すぐ眠くなってほとんど読めなかったけども、今なら少しは分かるだろうか。。

と思って、久しぶりに『荘子』読んでみたら、なんか分かる!

自分に言われてるみたい。

晴哉先生がかなり影響受けてるのも分かるし、

ヨーガと一緒なこと言っとるやん。

老荘は昔から表にはならないって分かったらなんか気張りが抜けた。

やっぱり分からなくても本物に触れることが大事なんだと思います。必要な時に思い出すし、潜在意識に入る。むしろ意識で分からないことの方が、表層の思考を使わないから、そのものがそのまま入る?

そういう意味で、昔の古典の素読教育というのは、ほんとに理に適ってると思います。

古典というのは、昔から大切だと心ある人々が語り継いできたからこそ、古典となってるわけで、時代が変われども、同じ人間の心を捉える普遍性があります。当然心を整える。姿勢を整える。

整体では、体→心の関係を言いがちですが、当然、心→体もあるわけで、どちらも一つなのだけど、心の不調は体から、体の不調は心から整えるのが早いと仰る先生もおられます。

心の基礎を整えるために、古来古典を学んで来たのかなー

なんてことを、晴哉先生の生きた時代を知ろうと思って、昔の人の本を読んでた時に考えてました。

天行健 君子以自彊不息

易経

これは晴哉先生が好きな言葉で、易経はたぶん波の理論なので、整体とも通じるところがあって面白いんですが、 原文で読めないのが悔しい。昔の人が書いた達筆の文章、行書が読めないから、原典で読めない。オリジナルにアクセスできないということは、どこかで歪んでいても気付けないし、遡って調べることもできない。

昔は古典が教養だったのが、明治維新と戦後教育で文化が断裂されてしまって、今は教育を受けててもろくに読めないし、知らない。

昔の人の文化に触れていると、自分も含めて現代の人がなんだか幼稚に見えて、愚民政策というのは本当かもなぁと思ったり。

「文化の程度の高さは、その人々の有する芸術によって、見当をつけることが出来ます(高橋迪雄)」と言われますが、、

娯楽は潜在意識に入りやすいですからね。。正義の味方が悪者を倒すのを繰り返し見てたら、「ウイルスやっつけろ!」とか言われても疑問に思わないのかなぁ。。

晴哉先生が自分の好きな音楽を語ってて「今の演奏はコンクール用の見せる音楽だからつまらない」とか言うもんだから、わざわざ昔の雑音入りレコードのCDを買って聴いたりもしてました。当時は良さがよく分からなかったけども、最近ようやく作為的な音楽や我の強い音楽と天心の音楽の違いはちょっと分かるような。 

私は流石にレコードは買わなかったけど、今でも指導室に大きなレコードを置いてかけてる先生方もいらっしゃいます。晴哉先生はカザルスを本物と言ってたし。最近は当時の演奏がYoutubeとか無料ダウンロードで聴けて、便利な時代になったなぁとは思いながら、晴哉先生も言ってるけど、「過剰ということは無関心を誘うものらしい」

日本のものはもとより世界中の「治療術」の本を片っぱしから見たが、治療術では人間を丈夫にすることはできないことを悟った。

・・・

私は四十余年間、生命に対する礼として整体を保つ体の使い方の指導を行なってきて、事物の使い方にもこういう習性を持つようになってしまったのかもしれないが、物を使うことにも、礼とか、たしなみというものが要るのではなかろうか。今の人に言いたいのはこのことである。

大絃小絃

野口晴哉先生と奥様の本は文庫で出ている上記4冊以外は全生社サイトでしか購入できません。

もともと会員向けなので仕方ないのかもしれませんが、多くの方に読まれるといいですね。

ただ彼は9種8種1種なので、そのバイアスは考慮してくださいね。にわか晴哉教信者になると、がんこで斜に構えて尊大みたいな癖まで背負っちゃって、変になります笑。あの性格は彼の能力というか、魅力あってこそ味になってるけど、普通の人が真似するとただの嫌なやつになる笑

さて、ここからは野口整体を継いでいる組織、先生方のご紹介です。

この2年で勉強した、にわか知識が多いので、ご参考程度に。

詳しい方は、訂正などありましたらご連絡いただければ嬉しいです。

ほんとは先生の体癖も併せてみると面白いと思いますが、勝手に言うのは失礼かと思うし、公表してる方のみ簡単に付記してみました。

整体協会

まずは本家の整体協会から。

整体協会は野口晴哉先生が創設した会員制の団体です。未完成の体癖論の研究を継続するための機関として整体協会を作ったみたいなことをどこかで読んだ気がします。実際、本には書いてない研究が進んでるのですが、ほとんど公開されていません。(協会内でも、ほとんど共有されてないと思います。)

東京二子玉川の本部を中心として、全国180か所近くの指導室があり、講習会や個人指導が行われています。

公益社団法人整体協会の公式サイト

晴哉先生亡き後は、直弟子の先生方が中心となっていましたが、今は孫弟子の先生が多くなっています。

文部科学省管轄の体育団体として活動していることもあり、治療というより、教育的な面が強調されています。

代替わりした時に、考え方の違い等から協会を去った先生方も少なからずいらしたようですが、晴哉先生直系の団体ということで、多くの指導者を排出しています。私は数年間整体協会で勉強しましたが(プロとしての勉強はしていません)、ひたむきに整体の研究、ご指導をされている先生が多いと感じました。

ちょっと浮世離れ感もありますが、、

プロを目指さなかったのは、整体指導者は他人の健康に命がけになれる人ってイメージがあって、私には無理と思ったからです。

「まず自分」というのもあり。

今となっては、勉強しとけばよかったなーとも思いますが、、

晴哉先生亡き後、三男の故・野口裕介(ロイ)先生がお継ぎになり、現在は次男の野口裕之(ダン)先生が身体教育研究所の活動もされています。

私はあまり知りませんが、晴哉先生の頃とは色々変わっているようです。

身体教育研究所

身体教育研究所はダン先生の創設した団体で、整体協会とは活動内容も異なりますし、私は10年以上前に一度だけ公開講話に参加したことがあるくらいで、ほとんど知らないのですが、日本文化と内観技法のアプローチから整体を研究されているという認識です。公開講話も行われているようなので、ご興味のある方はご参加なさってみてください。

 
 

公開講話に参加した時、角南先生という方と、ちょっとだけお話させていただいたのですが、対面してるだけで顔や体がピクピク痙攣のように弛んだのは、忘れられない体験です。

たぶんすごい気の訓練?みたいのをされてるんだと思います。

今ググってみたら、コロナ騒動初期に書かれた「コロナよりも正義の方がこわい」記事を発見して「整体関係者みんなそう思ってゾッとしましたよね、分かる~!」ってなりました笑。 風邪撲滅が「正しいこと」っていう社会正義にされちゃったら「風邪の効用」なんてもろ反社だし笑 「良い・悪い」の基準なんて観方次第なのに、ほんとひどいですよねー。

あの時期の言動・行動にはみんな色々出たなーと思いましたが、角南先生は色んな意味で絶妙。普段から削ぎ落とされてるのだろうなと。

私はコロナ騒動が始まった時、アウシュビッツから生還した精神科医・ヴィクトール・フランクル『夜と霧』の「いい人から死んでいった」って言葉が浮かんで「いい人にはなるまい」って誓いました。

「こんな時に何もできずに何の整体か。」って気張りはあったけど、この際苦悩を全うするしかないって思い至りましたよね。

人は強制収容所に人間をぶちこんですべてを奪うことができるが、たったひとつ、あたえられた環境でいかにふるまうかという、人間としての最後の自由だけは奪えない。

ヴィクトール・フランクル『夜と霧』

極限状態での人間の本質を描いた名著

香港では、夜中にゲート封鎖・抜き打ちで検査して陽性なら強制収容所にぶちこまれるっていう圧政を経験しましたが、最初から同じ臭いがしたんだよ!

日本は2020年の超過死亡はマイナス、2021年以降、異常な増加が続いています。あれだけ体に負担のかかるものを何度も続ければ、亡くなる人が増えることに、なんの違和感もありません。

しかるにその支配階級というものは、それぞれ自分の利益に合わせて法律を制定する。そしてそういうふうに法律を制定した上で、この、自分たちの利益になることこそが被支配者たちにとって「正しいこと」なのだと宣言し、それを踏みはずした者を法律違反者、不正な犯罪者として懲罰する。

プラトン『国家』

何千年も変わらないからこそ、古典足りうるということですね。

ワクチン接種歴を登録した病院と政府連携のQRコードがないと、職場やレストラン、スーパーにも入れなくなり、食料すら買えなくなりました(抜け道はあった)。マスクしないと罰金で、文字通り犯罪者。国家と法による「強制」ほんとに怖かったです。改憲への誘導、注意してください。並行してWHOのパンデミック条約交渉が行われていますが、世界で行われたような義務化とデジタル管理の方向に進めば日本も「打ちたい人が打てば良い」などと言ってられなくなります。だからこんな辟易することをずっと言ってるんです、ごめんね。こういう生活と生命に直結する問題が問題としてニュースにならないのははなぜかと考えれば、無料で提供される報道や娯楽にバイアスがかかっているのは当たり前のことだと分かります。無知は罪なり。

ちなみに我々は「正義は勝つ!」って子供の頃から刷り込まれてきましたが、プラトンは「正義とは強者の利益に他ならない」 って登場人物に言わせてて、なんとまぁ。

あのきな臭さを感じない人が多かったというのは驚きでしたが、嗅覚は一番鈍麻しやすいというから、普段から偽善臭や人工香料に慣れていると、分からなくなるのだろうか。。

コロッセオのようなスポーツ会場に大衆の目が向いている間に、重要な法律が制定されるのを目の当たりにしたり、分割統治よろしく色んなことがそれぞれ陣営に分かれて争わされたりしてるのを見るにつけ、 一体昔からどれだけ繰り返されてきたんだろうかと。

「常識を疑う」というのは、世間を疑うのはそれほど難しいことではないけれど(やらない人がほとんどだから「大衆」「群衆」となるわけですが。。)、自分の常識を疑うというのは、なかなか難しいことです。

自然と湧いた思考や感情がどこから来てるのかを観る。晴哉先生の言う「お互い縛り合っている潜在意識を解く」というのは、そういうがんじがらめに気付いて、一つ一つ解いていくことも含まれます。

上巻は、思考実験で理想国家を作り上げるソクラテスの体癖1種っぷりにニヤニヤしちゃいますが、下巻では「なんだこれ、もう現代の社会そのものじゃないか。。洞窟の比喩といい、衆愚政治といい、人間も社会も2400年変わってないのか。。」と笑えなくなります。さらに『ソクラテスの弁明』および『クリトン』を読めば、自らの正義を貫いて、国家の名において行われる処刑を甘んじて受け入れた師ソクラテスを想うプラトンの思考の流れに共鳴します。

ソクラテスの処刑にしろ、ナチスの台頭にしろ、誘導されたのだとしても、「市民が自ら選んだ」ということが怖いんですよね。「みんなが言ってる」ことと正しいこととは何の関係もない。多数決の危うさ。

この3年、彼らと同種の苦悩を味わった人は少なくないと信じたいですが、個人的にはその過程で古代の賢人と仲良くなれたのは幸いでした。

普段はこんな不愉快なことに意識を向けずに楽しく過ごしてればいいんですよ。

ただなにかそういう臭いがした時に、ちょっと立ち止まって思い出してほしいんです。

できるだけ加担しないように、巻き込まれないように、冷静な行動ができますように。

ソクラテスの奥さんは悪妻で有名で「とにかく結婚したまえ、良妻を得れば幸せになれるし、悪妻を得れば哲学者になれる」って名言を残してます。家にいるのが嫌だったからか、ほっつき歩いて議論してたのかもですが、余剰エネルギーを思考に昇華して理想を語る1種に対して、口ばっかり!って怒り心頭の3種カップルを想像しちゃう。理解不明ゆえに惹かれ合う組み合わせ。

プラトンは近代西洋哲学と違って、断然読みやすいのでぜひー

さて、身体教育研究所の話でした。

角南先生、勝手に気が合うと思ってたら、白山でも稽古会をされているみたい。

地元なので機会があったらお稽古受けてみたいな。と思いました。

整体協会白山稽古会

整体協会に入会する

整体協会は会員制の団体ですので、入会が必要です。

会員になると整体コンサルタントによる個人指導(操法)が受けられ、講習会にも参加できるようになります。

毎月『月刊全生』という機関紙が郵送されます。

2名以上の紹介者がいる場合は趣旨を理解しているとして、すぐに入会できますが、紹介者がいない場合、まずは活元会に参加する必要があるようです。

講座

二子玉川の本部道場と京都の道場で定期的に講習会が行われていますが、本部講習の参加資格は会員になってから3年?以上、指導者の推薦のある方のみとかだったと思います。

最近は何人かの先生方が持ち回りで行っているようです。

カリキュラムは

  • 整体生活
  • 活元運動
  • 愉気法
  • 体癖研究
  • 整体操法

等となっています。

講座の参加資格、厳しすぎ!

私の時は入会後1年でした。

今はたしか資格試験も入会後5年?とかだったし、指導者になるには10年かそれ以上かかるのでは?

それに平日の昼間中心にほぼランダムに講習会があるので、普通に働いてる人はまず行けないんですよね。。外で整体とか治療系の仕事するのもタブーみたいですし。

私もそのおかげで普通のバイトすらできず日雇いのバイトとかやってたことも。

定年後か親が指導者でもない限り、無理では?

守りたいとか、真剣じゃない人を弾きたい、まず自分が体感してからってことなのかもしれないけど、、さすがにやりすぎ。若い人が勉強できない。

私が探した限り唯一、整体協会の先生で、ネットに活元会の日程を上げて下さっている栃木県足利整体指導室さん「野口整体を勉強したい」 という記事で、2016年時点での参加資格と、「野口整体を学ぶ」というのはどういうことかを書いて下さっています。

整体の勉強は、知識を学んでいくことも大切ですが、自分の身体を通して整体法を体験しながら自分自身を鍛錬していくことが勉強の中心であります。

各指導室で行われている活元運動の会、愉気法の会に出席したり、個人指導を受けて、自分の潜在体力を発揮していく事。またその中で指導者からもらうアドバイスを実践し、「整体である」という身体の状態を感得していく事が、整体の勉強の主となります。

「野口整体を勉強したい」

言葉は違うけど、同じようなこと書かれてますね。

ただ整体協会以外については、排他的なニュアンスを感じますよね。。その辺なんとも複雑な問題でして、、

※近年、「野口整体」と名乗り、講習会や活元運動の会、個人指導等の活動をしている個人、団体が多数みうけられますが、それらは(公社)整体協会とは一切関係がありません。「野口整体の勉強がしたい」と考えている方は、特にご注意ください。

同上

私もまさにその一人なわけですが、こういった整体協会の姿勢によって、良くも悪くもブレーキが掛かってる面はあります。業界を知らない方々からは「既得損益のためでは?」って言われたりもしますが、そんな単純なことだったら気にしなくていいんですけど(どれだけの時間とエネルギーを注いでこられたのかを考えれば敬意を払うべきは当然のこととして)、

安易に広めることで、誤解や誤用が氾濫するのが嫌なんですよねー。

私も含めてですが、大して知らないことの方が簡単に言えるし批判もできるし、まだ理解が浅い方に対しては、浅い情報の方が広まりやすいから。だから、その辺は役割の違いかなと思って、僭越ながら発信しております。

外に出てみて、協会に属してなくても素敵な先生方がいらっしゃることは分かったのですが、玉石混交で初心者の方にとっては特に見分けるのが難しいし、協会の資格というのは一つの目安になることは確かです。体系的に学ぶという点に関しても、王道ではあると思います。

また伝統を守り、研鑽を積まれているがゆえに、「野口整体」と言いながら、違うものが広まることに対して敏感になることは、理解できます。

だけど、いくらいいものがあっても、伝わらないともったいないじゃないですか。晴哉先生が活元運動に特許をつけなかったのは、広まってほしかったからと聞いてます。

組織が古くなってるのは否めないし、、どうにかなりませんかね?

…と一般会員ながら思う。

とはいえ、整体協会がピカピカのホームページ作って「ぜひ一度お越しください!」とかやりだしてもなんか嫌だし、近寄りがたいくらいでいいかもね!

簡単に手に入ったものは大事にしないからモノにならないとも言うし、、

本気で学びたくなった人をしっかり受け入れられるならば。

整体コンサルタント

整体協会の資格を持った先生は、整体コンサルタントと呼ばれています。

整体コンサルタントは整体の技術を修めた先生で、 整体コンサルタントになると、個人指導(整体操法≒施術)ができます。

整体コンサルタントになる前に、活元運動を指導できる活元コンサルタントという資格もあります。

前述の通り、整体協会での資格取得はとても厳しく、かなりの年数と研鑽が必要ですので、整体コンサルタントの先生方の技術は、一定の基準を満たすものと思います。

*資格は、整体協会内の認定資格ですから、国家資格など公的に認められるものではありません。

個人指導(整体操法)

野口整体は自力が基本ですが、個人指導では、スムーズに自然の波に乗るよう調律・ご指導下さいます。後述しますが、整体協会は教育機関という名目なので、治療やサービスではなく、「整体指導」という形で行われます。

この辺もまた複雑ですが、、その昔、整体協会は教育機関なのに治療してる!って別の団体に訴えられたことがあるみたいです。こわー

「病気を治してもらう」つもりで行くのはちょっと違うけど、困ったことがある時はご相談してみてください。

特別な不調がなくても、呼吸を誘導される心地よさや「整った感じ」「快適な状態」を味わってみてほしいです!

◯分いくら、というのに慣れていると、ちょっと驚くかもしれませんが、

整体ではできるだけ少ない刺激による誘導を理想としますので、一般的に操法の時間は短いです。

晴哉先生は1-2分?とかだったそうですが、熟練の先生で10分~15分、愉気中心の先生でも操法自体は30分もかからない場合が多いと思います。そして必要とする時間はその時その体によって違うので、マチマチかもしれません。痛いところを揉んでほしいとか、長くサービスしてほしい方には向きません。(本人が自覚する辛い所ややってほしいことと、体が必要とすることは必ずしも一致しない)

でも最初の一手で、非常に深い呼吸が誘導され「あー、息ってこんなに深く楽にできたんだっけー。。」となったり。

活元運動後とかもそうですが、ぽかーんとなってごちゃごちゃ考えられなくなります。

こないだは操法中に、

「やりたいことがいっぱいあるねぇ」

と言われ、その時はぽけーっとしてて「はぁ」と言ったんですけど、

後で思い出すと

ん?なんも言ってないのに、なんで分かったんだろ?

となりました。

整体操法は、時間より密度や角度って感じです。時間は、どちらかというと何もしない時間を時間として使う。

急処をつかまえて必要な処だけに絞るというのが、技術なんだと思います。他動的な力をできるだけ慎む、生命の自然への礼。

また活元運動のところでも書きましたが、操法を受けても、体が敏感になる過程で色々溜めていたものが浮いてくるような「反応」が出ることもあり、そこも知っておく必要があります。

整体協会が会員制をとっているのはそういったこともあり、受け手自身も、お客様というより、指導を受ける心構えと集中が大切です。

ちなみに「体が整った」とか「整っていない」というのは、概念的なものではなく、自分で確かめることができるものです。例えば簡単なのは「下腹部まで深く呼吸が入る」とか「体がない感じ」「自然と姿勢が良くなる」とかですが、そういう感覚的なものだけでなく「腹部調律点」の観察とか、背骨の焦点の観察が自分でできると、「整った」ということが分かるので、あっという間で何をされたか分からないような操法に意味があることが分かります。

そしてその場で変化するものだけが、変化とは限らない。

 

整体協会でこれからプロを目指すのは結構な覚悟が要りますが、個人指導を受けたり、活元運動や愉気など家庭での整体を学ぶには良いと思います。

本部講習だけではなく、各指導室でも学ぶ機会はあるので、お近くで合う先生を探してみて下さい。

操法を受けていると、本に書いてあることも体感しやすいと思います。

活元会

私のYoutubeで活元運動を始めた方もいらっしゃるかと思いますが、運動が出るようになってきたら、活元会にご参加なさってみることをおすすめします。(Youtubeは恥ずかしいので、結構意識的な運動を残してて、本物の活元運動とは言えません。だけどまずは気持ちよく体が動けばそれでいいと思います。私もまだまだですが、だんだん洗練されていくといいですね。本物は背骨だけの運動になるそうです。)

一人でやるより熟練の方々とやると、質の高い充実した運動が出やすいし、なによりめちゃくちゃ楽しいです!完全に童心。

おばあちゃんとかが多いけど、みなさん年季が入ってるので恥ずかしいとか一切ないし、場の空気に委ねられます。

相互運動が最高!

日程や頻度は指導室によりますが、 整体協会の活元会は500円とか1,000円で非会員でも参加できる場合が多いです。だいたいどこの指導室でもやってるはずなので、まずは色んな活元会に参加されてみて、合うと思えば入会を考えたらいいと思います。

お客様扱いもされないけど、勧誘もされないから楽。電話で日時と場所を聞いて、会場に行ったら「初めてなんですけど」って言えば誰か教えてくれると思います。

整体協会の指導室一覧

ここに載っていなくても、「活元コンサルタント」の先生方も活元会を行ってますので、整体協会事務局に問い合わせてみて下さい。

東京なら、自由が丘の指導室は先生方が日替わりで毎日のように活元会を開かれてますし、時間も夜間で参加しやすかったはずです。

日暮里整体指導室の渡部嘉清先生と息子さんの渡部陽二郎先生の活元会は人数も多いし、先生もやさしいから初心者の方でも参加しやすいと思います。毎月19日の13時からだいたい2時間くらいで、活元会と愉気の会をされてるそうです。(掲載確認済み・歓迎とのことです)

関西だと、西宮市清水町の指導室も何人かの先生でされてるようです。

後述しますが、福岡の鬼塚先生も頻繁に活元会を開かれてるようです。

個人的に聞いてくだされば、相談に乗れるかもしれませんが、私もそんなに知ってるわけではないし、色んな先生がいらっしゃるので、実際に参加してみて、合う合わないで決めるのが一番かと思います。

ロイ先生がご存命中は、二子玉川の本部道場で非会員可の活元会が行われていましたが、再開されることを願ってやみません。

書籍

臨床家のための整体操法入門

整体協会は全く外に向けて発信を行っていませんが、整体協会出身の先生が2代目のロイ先生の講義を元にした内容を書籍にして下さっています。

こちらだけで独学することは難しいですが、ある程度学んだ方にとっては、観察方法や型など操法を学ぶ上で、実践的な参考書となっています。

野口整体の操法がどんな感じか知りたい方にも。

先生の決め方

さて、ここで私がどのように先生を決めたかをお話したいと思います。

私の場合は、晴哉先生の現在入手可能な本は全て読んだ後に整体協会に入会しましたが、入会後すぐは講座に出れなかったりしたので、早く入会しとけばよかったなーと思いました。(文庫で出てる本くらいは読んでから行った方がいいとは思います)

整体協会を選んだのは、今のように情報がなくて他を知らなかったということもありますが、晴哉先生が創設した組織ということで、択一でした。

入会後、個人指導を受ける場合は先生を選びます。

紹介者がいる場合はいいのですが、私は誰もいなかったので本部中心に色々な活元会や愉気の会に参加して、先生方や会員さん方にもとてもお世話になったのですが、なかなか決められらず、、

そんな時、機関紙『月刊全生』に体癖についての研究記事 (体癖は誰でも3つ持っており、波によって定期的に入れ替わっている説) を読み「これだ!」と思いました。

こんな研究されてる先生がいらしたんだー!って。

多くの先生方があまりご自身の言葉を語らない中で、独自の研究をされてて、しかも体癖をそこまで明確に観れるとは!って衝撃的でした。

(今なら、独自が必ずしも良いわけではなく、自分が歪めてはいけないって思いはすごく分かるんですが、当時は、晴哉先生の言ってることなら本を読めばいいんだから、て思ってました)

執筆した先生のお名前しか分からなかったのですが、しばらく経った後、偶然本部主催の講習でご挨拶されていたので「体癖の記事面白かったです!!」とお声がけしたところから、ご指導をお願いすることになりました。

ものすごい発見だと思うんですけど、私以外からの反響が一切なかったそうで笑、どうなってるんですかね!?

10年以上前のことですが、最近河野智聖先生がYoutubeでその記事で「合点がいった」と仰っていたので、直接はお伝えしなくとも感銘を受けた方は少なからずいらしたのではないかと。

先生は公開を望まれてませんので、これ以上は書きませんが、興味深く学ばせていただきました。(私は一般会員ですので、弟子として先生の技術を継いでるとかではありません。会員になってからは13年くらいですが、勉強会に出てたのは3年くらいだったと思います。)

「メモをとるとノートが覚える。必要なことは必要な時に思い出す」っていう晴哉先生の言葉を信じて記録をとらなかったし、講座に出なくなって随分経つので、何を教わったのかあんまり覚えてないってのが実情だけど、、だからブログに書いてるのはほとんど個人的な意見で、協会とは関係がありません。

心に残っているのは「氣の世界」そして「一挙手一投足」です。

再び勉強

探す段階では、あれこれ迷いましたが、先生を決めてからは、ほとんど他からの情報も入れなかったし、他の先生のところにも行きませんでした。 (そうしなきゃいけないと言われたわけじゃないけど、興味がなくなったので。軸がなく色んなことをやると中途半端になりやすいので、 あまり他に出入りするのをよく思われない先生は多いと思います。体癖その他にも依ると思いますが)

ただ決めるまでは、迷うのが当たり前です。

私も発信をきっかけに師を離れましたので、また色々なことを調べたり、色々なことをやってみてます。

お釈迦様も「信じる前に確かめよ」師を決める時はしっかり吟味しなさいって言ってます。

自分たちの教えこそが正しいと主張して他を貶す団体は多いけど、聖典や古典、理屈や推論、自分の見解と同じということ、語る人の偉大さなどを判断の基準にせず、自らが善いと知ることを受け入れなさいって。(テーラワーダ仏教より)

そんなわけで、ここからは詳しいわけではないけれど、整体協会以外で活動されている団体や先生方をご紹介してみたいと思います。

これまで自分の先生のされてることしか知らなかったので、とても勉強になってます。同じ整体から出てても、色々ですね!

*分かる範囲で、師匠や系統を書きましたが、同門の方は似たような考え方や技術になりやすいので、合う先生が見つかればと思います。もちろん、最終的には個人ですが、ご参考になれば幸いです。

二宮整体アカデミー協会

二宮整体アカデミーは、故・二宮進先生がお創りになった団体で、現在はお弟子さん達が継いで活動を行っていらっしゃいます。

二宮進先生は、整体協会で晴哉先生に師事、整体コンサルタントとして活動なさった後に独立して、二宮整体アカデミーを創設、多くの整体師を育成されました。

協会の趣旨にもあるように、しっかりとした技術を身に着けたプロが増えれば、逼迫する医療費の削減など、社会貢献にもつながることと思います。

前回一時帰国時にセミナーにも参加させていただきましたが、整体協会のような敷居の高さはなく、講師の先生方も親切で、誰でもウェルカム!の明るい会でした。

整体協会の先生も親切なんだけど、なんというか、一般的な意味での親切?はっきりさっぱり爽やか!オープン!

会場に向かう途中の道で、理事長の藤山先生とばったりお会いして、お互い初対面なのに「あ、どうも~」てな感じになったのが面白かったです。整体関係者引き寄せの法則?めちゃ颯爽と歩かれてた~!

プロの方も多く学びにきている印象で、技術を身に付けて整体師として働きたい、整体院を開業したい、という方にもおすすめです。

結果を出してお客さんに喜んでもらうという分かりやすさと、理論より行動で変えていくという勢いを感じました。そして実際に、先生の中心に直結する体の使い方には感銘を受けました。

月例セミナー

新大阪、広島、東京で定期セミナーを開催されています。

健康セミナーは誰でも無料で参加できますし、和気藹々と整体生活の基本を学べ、参加するだけで元気になります。どなたにもおすすめできます。

基本セミナー、応用セミナー、整体研究会は会員向けですが、使える技術や体の使い方を、基礎から教えて下さいます。

二宮整体では活元運動は行いませんが、操法を分かりやすく学べるのが魅力です。

先生方が丁寧にコツも教えて下さるし、参加しやすい日程と費用でプロを目指す方はもちろん、家庭での健康に役立てたい方にも。

二宮整体 月例公式セミナー

Zoomオンラインセミナー

月例セミナーをZoomでも受けられます。

実技が中心なので、もちろん対面のセミナーに出る方がいいですが、遠方の場合など、オンラインで学べるのはありがたいですよね。

私は直接出たい派なんですけど、オンラインでも聴いてるだけで整ってくるのが分かります。

二宮整体 オンラインセミナー

書籍

二宮整体の本には、どんな症状の場合にはどういう方法をとったらいいかということがかなり具体的に書かれています。

整体を目指していれば、なにか不調があった時はまず自分でなんとかできないか、やってみるのが当たり前になりますが、とても参考になります。

二宮整体は自分一人の整体法というよりは、お互いに守り合うということで、操法の形をとって相手とやり合う整体法が中心のようです。

インドに来てから驚くほどすぐにお腹を壊すんですが、こないだ胃痛で吐いて熱を出してた時に太くなっていた右足首と胃潰瘍の対処法ををやってみたら、いい感じでした。

家族の不調の時にも◎

そういうわけで、プロにお願いするのもいいけど、ある程度基本的なことは自分でできた方が便利です。私のように近くに整体指導者がいない場合は特にそうですし、すぐに指導を受けられない環境にある場合も多いですよね。

本にはどことどこを押さえて、ということが丁寧に書いてありますが、押さえ方とか愉気はやはり実際の講座等で身につけてないとなかなか難しいものがあると思います。

逆に一度身につければ、本を活用して自分でなんとかできるようになるものも多そうなので、ぜひセミナーにも併せてご参加なさってみてください。

プロになるつもりはなくても、ご自身やご家族の健康はなるべく自分で守りたい方にもおすすめです。

超健康整体法

整体の基礎(輸気や合掌行気)から、背骨や骨盤、各調律点の観察法、調整法が載っているので、整体の勉強をしたい方はこちらから。

整体健康法

基礎を学んだ上で、不調や病名から逆引きできるので、困った時に便利です。

Youtube

二宮整体は難しい操法をできるだけ簡単にして、誰でも使える形で伝えられているようです。

二宮先生は「左側の骨盤を締めて、右側を上げる」という操作でかなりの症状が改善されるということを発見されたそうで、

私も注意してみてると、体調を崩している時は必ず右の骨盤が下がって、右足が長く、右の足首が太くなっているので、気がついたときには調整するようにしています。

Facebookページですが、二宮先生の左締め右上げの動画

Youtubeもされています。

二宮整体は総じて、野口整体のオカルト的な雰囲気をできるだけ払拭してる印象で、一般に受け入れやすいし、現に整体院等で活躍されてる先生も多そうです。

二宮先生のモットーは「ネバー・ギブアップ」で難病の患者さんの駆け込み寺にもなってたとか。

病気を抑えることではなく、体を整えるきっかけとして活かし、健康を回復する方が増えるといいなと思います。

よくおねしょしてたから、

知ってたらな~!

『整体健康法』に他のポイントも詳しく載ってます

おねしょは腰が下がったり、眠りが浅い時、親にかまってもらえなくて満たされない時によくするそうです。おねしょだけ治すと今度は盗癖に化けるのだとか。ちなみに私は中耳炎も繰り返していて、同系統の異常だというのは整体では常識です。ほんとに「知ってたらな〜」ばっかり。

氣道協会

氣道協会は長谷川浄潤先生の主催する団体です。

故岡島瑞徳先生(後述)に師事し、整体協会東京支部長だった故吉田順平先生などとも親交が深かったそうですが、整体をベースとして、様々なメソッドや思想を取り入れつつ、心身を自然で健康な状態に戻していくということを大切にされています。

まだ知ったばかりなのですが、おそらく体癖が近いこともあり、興味や考え方がそっくりだったり、仰ってることは個人的にはすごく分かります。

本山博先生とか、インド思想とかヨーガとか催眠療法とか、即興生演奏で活元運動とか音楽の調が各自あるとか、、やりたいことすでにされてる先生がいらしたんだー!ってなってます。

ある意味、二宮整体とは対極で宗教がベースにあるので(僧籍をお持ちで古神道や修験道にも通じてらっしゃるとのこと)変な先入観をお持ちの方には最初入りにくいかもしれませんが、合う方にはハマるのではないかと。

野口整体は広く深いので、継ぐ先生によって焦点が色々なのは興味深いですね。

晴哉先生は精神療法・心理指導のプロでしたが、難しすぎて誰も真似できないみたいなところがあったようで、あまり教えてる先生も知らなかったのですが、長谷川先生は潜在意識教育や心理指導にもフォーカスされています。繊細な方、メンタル面でのしんどさがある方にも。

個我を雲、真我を青空、風が通る状態を整体と表現されてたかと思いますが、最近インド哲学やヨーガの勉強してると、ほんとに整体と親和性が高くて、というか「一緒なこと言ってる?」とか「あーあの感覚のことか」とか思うことが多いので、双方の勉強はどちらの理解・実感にも役立つように思います。宗教は知識だけ学んでも分からない、だから古来修行や体験が伴います。私はまだなんとなくってくらいのことがほとんどですが、長谷川先生はきっと色々体感されてるのだと思います。

「氣」とはいのちそのもの。

生や森羅万象の背後にあり、それらを創り出している根幹の命であります。

そのため、古来より、神、空、愛、自然、純粋意識、ブラフマン、瞑想、道(タオ)などとも表現されております。

ご挨拶・代表プロフィール Youtube

体塾で活元運動

前回帰国時に参加させていただきましたが、 「体塾」 ではお弟子さんの先生から活元運動(自動運動と呼ばれています)をご指導いただけます。

私が伺った東京道場は、整体協会の故・吉田順平先生の東京支部道場だったそうで、何十年も操法や愉氣、活元運動が行われている空間ということも相まって、ご指導いただいた櫻井先生の温かい愉気を受けながら、大変気持ちよい運動が誘導されました。

会員でなくても予約不要で参加できますし、毎日のように開催されてますので、活元運動をやってみたいけど、整体協会はちょっと。。という方もぜひ。

氣道協会 スケジュール一覧

種々の講座、整体の学校や心・体の学校などでも学べるようです。

氣道協会の皆さんは、先生方や集まっておられる方々も含めて、集中・礼儀はある中でも、自由でやさしい雰囲気があり、受け入れられているような温かい空気に包まれ、初めてでも安心して参加することができました。

整体で運が良くなる?

長谷川先生のYoutubeを見てるとそんな風なお話もあるんですが、

私も若干キラスピアレルギーはあって、こう書くと胡散臭くなるので憚られるんですが、運が良くなるというか、自然の波に否応なく乗せられるというのは確かにある気がします。

活元運動や整体のデメリット?として、体に嘘がつけなくなるみたいなことがあって、食べたくないものは食べたくない、やりたくないことはやりたくない、みたいに裡の要求がはっきりしてくるということがあるんですが、自然、裡の欲求でなく、 「べしべからず」 とか「こうするといいに違いない」みたいな自我の思考で動いた時、ひどい目にあったり、怪我したりすることが多くなるんですよ。だから大きく踏み外したり、鈍くなるのを避けられるというのもあるんだと思うんですが。。そういうのが続くと「ひぇーすんません」って畏れ拝む心境にならざるを得なくなるってのはあります。逆に「ありがたやー」もありますが。信仰の原型ですかね。

全然ブログやYoutube更新できてないんですが、やってなかったんじゃなくて、書いてる途中や投稿しようとすると、指を切ったり、ぶつけたり、はさんだりで、出せなかったんです。記憶にないまま記事がゴミ箱入ってて復元できなかったり。「そっちじゃねー」と言われてる感覚。この2年で、のべ10本以上、指を怪我しました。活元運動やってるとあんまり怪我しなくなるんだけど、久しぶり。鈍いとこうなるんですよね。。「だめだこりゃ」と思って自粛してたら、時間が経っちゃってすみません。引っ越しやら新しいことやってたらってのもあるんですけど。。

右にするか 左にするか 迷った時は共に捨つ可し 裡に為さんと欲したら 直ちに為せ 成否の為に為すな 裡の欲求によりて為せ

野口晴哉

ひぇー耳が痛い!

「結果に執着しない行為が大事」ってヨーガでも言ってた!

バチが当たるのもあるけど、運が良くなるのもあって、体塾の日は偶然入っていた予定が直前にキャンセルになり、偶然時間を間違えて早く着いてしまったら、長谷川先生とお話できる機会に恵まれて、ラッキーでした。

こないだは、アイドルの体癖を観てたら、飛行機で手を降った子のお父さんがTVのプロデューサーで、次の日インディアンアイドルって番組を最前列で観覧することになったり(インドの展開の早さ笑)。普段アイドルにたいして興味もないんですけど、あまりにタイムリーだったんでぎょっとしました。

本山先生のヨーガの本読んでて「インド行ってみたい」と思ってたら、突然引っ越しが決まったり。

体癖◯種のこと考えてると、◯種の人ばっかりから連絡もらうってのも常々感じてます。

だから、見るもの、聞くもの、付き合う人、というのは重要なんですね。良くも悪くも類は友を呼ぶ。

全部偶然で、そこに意味やつながりを見出すのは妄想だとインドの聖典は言ってますが、共鳴や感応、意識が現実を作るというのは確かにある気がします。

ん?その現象を妄想と呼ぶ? 想念がその人の現実を作ってるだけだと気づきなさいって何回も言われるけど、晴哉先生がいつも言ってる潜在意識教育「念ずれば現ず」もこれの応用ですかね? 幻想って分かれば作り直せるし、どうせ幻想なら執着する必要もない? 

カラスが椰子の木に降り立った瞬間に、椰子の実が落ちた。時間と空間の中では、この2つの出来事は関係しているように見えるが、実際にはなんの因果関係もない。

ヨーガ・ヴァーシシュタ

大好きなインドの聖典『ヨーガ・ヴァーシシュタ』。

晴哉先生も一番大事と言ってた、「思い込み」や精神的条件づけからの開放。

インド哲学は仏教や色んな心理療法、スピリチュアルの源泉だから、興味のある方は本物・オリジナルに触れておくと良いと思います。晴哉先生の潜在意識教育の原点でもあるように感じます。

インド哲学の真髄が物語になってて読みやすいし、ヨガが好きな方も、その思想を知る上でおすすめです。

めちゃ悩んでる若き日のラーマ王子(ビシュヌ神の化身)に、聖者ヴァシシュタが色んな物語を通して、解脱を説くって筋書きなんですが、神様でもこんなに悩むんだーって思うと勇気が笑

偶然参加させていただいた長谷川先生の「悟り講座」のご縁からこの聖典に出会えてラッキーでした♡氣道協会、運が良くなるってほんとです笑 

ありがとうございます!

満足とは何か?

求めても得られないものへの願望を放棄し、求めずして得たものに満足すること、そのために得意がることや憂鬱になることもない。ーそれが満足である。

自己に満足しないかぎり、人は悲しみに支配されてしまう。満足が生まれると、清らかなハートが花開く。何も所有せずに満足する人は、世界を所有するのだ。

ヨーガ・ヴァーシシュタ

明晰すぎて震える!

書籍

東洋医学セルフケア 365日

人間には様々な周期の波があり、様々な波の影響を受けています。

呼吸の波、一日の波、体癖の波、生理周期の波、天気の波、季節の波、天体運動の波、一生(生死)の波など。

体が整っている=自然の状態だと、それらの波に快く乗れますが、

波の変調がある時(例えば生理前や季節の変わり目など)に、波に上手く乗れない状態が不調として表れます。

整体ではその波を体を整えていく好機として利用しています。

そういった時期に操法を受けるのもいいですが、セルフケア等の整体生活を通して自分で生活や心身を立て直していくということは、なによりも大切な勉強になると思います。

こちらのご本では、初心者の方でも分かりやすくその方法が載っている実用書で、整体の入門書としてもおすすめです。

Youtube

Youtubeでも色々お話下さっています。

操法は受けるのも好きだけど、見るのも好き。

いつも愉氣してる方の手はきれい。

井本整体

井本整体は本を読んだだけなので詳しいことは分かりませんが、各種講座・セミナーを開催され、広く活動されています。

整体協会の山口支部長であった先代の井本良夫先生(現主宰である井本邦昭先生のお父様)が創始されました。

山口県に整体指導者が多かったのは、戦後の引揚者の職業訓練として整体を教えるために晴哉先生が国だか県から頼まれたと聞いています。

今となっては信じられませんよね。。

戦時中は整体操法を国家資格化するために動いていたようです。

残念ながら、戦争のごたごたと法改正(事実上の民間療法弾圧)により立ち消えとなったようですが。。

この戦後の山口講習からは多くの整体師が輩出されましたので、現在日本に多く存在する、野口整体と関係ないと思われている各種整体のルーツがここにあるものも少なくないようです。

よく聞く「骨盤矯正」とか「肩甲骨はがし」もルーツは野口整体なんじゃないかと思うんですけど、なんか別モノになっちゃってます。。そもそも「整体」って言葉自体が独り歩きしちゃってるし。

話がそれましたが、、井本整体と整体協会との違いとしては、二宮整体同様、活元運動は行わないこと、また整体協会が「体育」や「指導」の方向に舵を切ったのに対し、治療的な面を強く残していることが挙げられます。

”狭い田舎あたりでは高尚な理念や思想よりも、良くなったとか治ったという結果が問われる”というのは、その通りですよね。法制度や理念と現実の矛盾は感じるところです。

結果が出て始めて、話を聞いてもらえるってのもありますよね。

例えば私が「体癖診断」という形をとってるのも、みんながそういう検索ワードを使って調べてるからニーズに応える形でってのもあるけど、「当たってる!」ということで信用してもらえる面もあるかなと思うからです。ほんとは「診断」ってあんまり好きな言葉じゃないんですけどね。

引用:野口整体を愉しむ

晴哉先生が治療を「捨てた」ことについてはこちら↓

白山治療院 整体操法 ~ 治療から指導へ ~ その1

白山治療院 整体操法 ~ 治療から指導へ ~ その2

また腹部十二調律点や人体力学体操も井本整体のオリジナルかと思います。

井本先生は西洋医学も修めてらっしゃるので、筋骨格や内臓の働きを中心とした説明が理論的で、現代的な感覚でもとっつきやすいし、書籍は図も豊富で、理解しやすいです。

書籍

すごい熱刺激

野口整体の伝家の宝刀「蒸しタオル」について詳しく書いてあります。

「蒸しタオル」とか「足湯」というと、そんなことで?と思われるかもしれませんが、簡単なわりに卓効があるので、熱刺激はすごいです。

詳しいやり方や、こういう症状にはここ、といった場所の説明もあるので、難しいことは分からなくても、とりあえず自分でなんとかしたいという場合に。

誰でも簡単にできるので、活元運動が出ない方や愉気があまり感じない方は、まずは熱刺激から始めてみてください。

熱刺激も行気になります。温めている部分に集注して、気持ち良さを味わって下さいね。

弱った体がよみがえる 人体力学

力学体操の本。

体操の手順はちょっと大変ですが、きちっと集注してやると効果は高そうです。

1つの体操を1回やるだけで、うまく極まれば操法を受けたようにガラッと変わります。

どこそこを意識して~、というのが多いので行気の感覚が分かると自分でも質の高い体操ができるのではないかと思います。

その時の自分に合った体操を選んで、きちんとできた場合、偏り疲労が抜けるので、焦点が変わって中心に力が集まり、呼吸が深くなって、自然と姿勢が良くなるので、うまくいったかどうかが分かります。あまり変わった実感がない、呼吸が深くならない場合は、うまくできてない可能性が高いので、プロの方の指導を受けるのが近道のように思いますが、自分で色々工夫してみるのも面白いと思います。(ご指導は受けたことがないので推測ですが、集注する場所に手を当ててもらったり、そこに集める角度をとるようサポートしていただけるとコツが掴みやすいのではないかと思います)

お腹をさわれば全身が変わる!人体力学

お腹の観察は、伝統的な野口整体では腹部調律点は第1から第5までですが、12の調律点の詳細を含め、体の状態を観察→自分でできる体操などの対処法まで。

 

普段はあまりはっきりしなかったんですけど、腹痛の時に調べたらモロ出てて、その部分に蒸しタオルしたらだいぶ和らぎました。

河野智聖

河野智聖先生は岡島瑞徳先生のお弟子さんで、修験道や古神道にも通じ、武術家としても活動されています。

野口整体関係者には珍しく笑、深遠な世界観を現代的な感覚に合わせて公開下さっているし、お話も面白いです。

Youtube

興味深い動画をたくさん出して下さっています。

例えばこちらは「脊椎行気」について。

自分の背骨と相手の背骨に息を通すと感応が起こりやすくなるそうです。

整体はもちろんですが、体・心問わずどんな療法でも感応がないと変わりません。

どんな関係でもそうですよね。

自然と感応してるはずですが、愉気、行気を練習してると感応が体感しやすくなると思います。

こちらでは背骨の転位と心の関係についてお話下さっています。

  • 胸椎1番:心理的なショック、緊張で上がる、肩が上がる
  • 胸椎2番:胸椎6の感情のつかえが不安に、妄想、強がる、肘、肝臓
  • 胸椎3番:やりたいことがやれない、言いたいことが言えない、驚きやすい、周囲に気を使う、空気を読みすぎる、飛び出すと咳になる、肺
  • 胸椎4番:意識できる不安、心臓、胸、寝ても緩まないとあれこれ悩んでしまう
  • 胸椎5番:自分で解決できない我慢、頭の中が真っ白に、目、耳、鼻、口
  • 胸椎6番:胃袋=感情、嬉しいと上がる(食べてる)、がっかりすると下がる(食べ過ぎ)
  • 胸椎7番:免疫、意識できない不安、恐怖、癌、白血病、地震、身内の不幸
  • 胸椎8番:血圧、怒り、興奮、余計なことを考える、疲れていても動いてしまう(7種は頭の中で妄想、8種はがっかり、陰気に)、頭の血行(+腰椎1番)、膝(+腰椎5番)・膝が上がると躁、下がると鬱
  • 胸椎9番:肝臓、イライラ、癪に障る(湿気、壊したい欲求)
  • 胸椎10番:腎臓、おしっこ、冷え、イヤイヤ、強情
  • 胸椎11番:胃袋、冷え・卵巣(+腰椎4番)、目の使い過ぎ(+腰椎1番)、アキレス腱(+腰椎5番)、対人関係
  • 胸椎12番:性のつかえ・不眠症は11と12がくっつく、訳が分からない時(霊障など)、腸

知らなかったので覚書!

こんなこと読めたら面白いと思いませんか?

口は嘘つくけど、背骨は嘘付かない。

むしろ本人も気づいてない問題が背骨に表れてることも?

カウンセラーは心だけ、施術家は体だけって別れてるのは不自然だし非効率ですよね。

心身一如。

それをつなぐ氣が変わらないと何も変わらない。

他にも面白い動画がたくさんあるので、チェックしてみて下さいね!

*背骨と生理的な連動は全生社の野口晴哉著『体運動の構造』に詳しいです。

書籍

緊急時の整体ハンドブック

河野先生は阪神大震災や東日本大震災の原発事故後に被災地に入って整体を行われていたようで、頭が下がります。

その時のご経験を元に、書かれたご本だそうです。(実はまだ入手できてないのですが)

今回のコロナ騒ぎでもコロナの対処法、ワクチンの対処法とその時々に合わせた動画を上げてくださり、整体で世の中の役に立とうとする意志と行動力を感じました。

整った5種のフットワーク!

整体は「たしなみ」と言われますが、やっぱりイザという時にガタガタしない胆力と技術は身につけておきたいですよね。

日本だと普段はそんな心配ないと思うけど、インドではしょっちゅう洪水になったり異常な渋滞になったりで、病院にたどり着けるか分からない、行ってもきっと待たされる、そもそも病院が信用できない、みたいな感じなんで、とりあえず自分でなんとかできるのはマストなんです。

去年、作りの悪い洗濯物干しに指挟んでちぎれるかと思った時(まさに文章書いてる最中で、「あー、これダメなやつや」ってなった笑)、病院に行くか迷ったけど、外は洪水で渋滞、汚水でばい菌入りそう、今押さえてる手を離したら傷が開く、諸々の手続き面倒くさい、麻酔したり縫われたくない。よし、自分で治す。と決めて、ひたすら愉氣しました。骨見えてたし指の感覚麻痺してるしやべーと思ったけど、きれいに治ったので整体やっててよかったなーなんて思いましたよね。

もちろん病院に行く行かないは臨機応変に判断して下さいね。だけど、いつでも医療が受けられる恵まれた環境にあるわけではないし、応急処置くらいは知っておきたいですよね。

災害時や緊急時「自分にはどうすることもできない」と思うのと「できることがある」というのでは、精神的にも全く違います。

救援が遅いと不平を言うのか、何もできずに待つだけなのか、自分のことくらいは自分でできるのか、人助けもできるのか、というのも嗜み、教養の一つかと思います。

こちらは12年前の震災の時に上げて下さっていた動画です。

型の美しさ、操法がどういうものかが分かります。

「放射線の影響を軽減する」なんて言うと胡散臭く聞こえるかもしれませんが、自分で確かめられれば、影響があったとか抜けたとかは一目瞭然なんです。

今回のワクチンなども、本当に分かりやすかったし、プロじゃなくてもそのくらいのことは観れる人が増えればいいなと思います。

ちなみに放射能もワクチンも盲腸が排泄の急処でしたが、いらないものなどないってことが分かります。虫垂炎の急処は腰椎2番の右側です。

山上亮

書籍

子どものこころにふれる 整体的子育て

河野先生のお弟子さんで、野口整体とシュタイナー教育を取り入れた育児法が、子育て中のお母さんを中心に人気です。

野口整体の手当法を教わりながら、こころが温かく。

ひとが「自分に対する気の集注」を一番感じられるのは、自分のありのままを見つめてもらえたときです。見ている人の都合ではなく、自分の事情に寄り添って見てくれていると感じられたとき、ひとは一番満ちてきます。

やさしい言葉でありながら、はっとするような気づきが随所に。

子育て中の方はもちろん、子育て中でない方にもおすすめです。

大人は巧妙に隠すからタチが悪いけど、 大人も子どもも求めてることは同じですよね。

お母さんとしてこんな風に子育てしましょう、っていうより、子どもになってナデナデされてるような感覚になります。本自体が愉気になってる本。

岡島瑞徳

故岡島瑞徳先生は、晴哉先生晩年に師事した後に独立し、CS(centering-sense)ヨガ普及会、のちに中心感覚研究会を主宰されました。

長谷川浄潤先生や河野智聖先生、後述のブログ「光るナス」のアキラ先生、整体ヨガ道場・悠遊塾の佐藤裕博先生、はまな調息堂の野中基之先生など、ご活躍されている多くの先生方のお師匠さんです。

整体は調息整体、活元運動は自働運動と呼ばれ、ヨガを取り入れていることにも特徴があるようです。

整体協会が9種的な秘密主義をとっているためか、ほとんど野口整体に関する情報が世に出ない中、5種らしい軽快さで、多数のご著書や雑誌を通じてご発信下さったことは、広く一般の人が野口整体を学ぶきっかけともなりました。当時賛否両論あったようですが、お弟子さん達の情報を含め、外部の人間としては、大変助かっています。

書籍

調息整体

型や修行法、体の使い方、操法のやり方まで分かりやすく書かれています。

これだけ読んでも専門用語も多いし、操法の技術中心なので、ある程度整体を知っている方向けになりますが、基礎がある人にとっては、とても勉強になります。

私は操法は受けるだけだったけど、操法の魅力が詰まってて、めちゃ勉強したくなりました。

そんな秘伝みたいなことまで書いちゃっていいのー??って本です。

『ヨガと整体』も面白かったけど、また今度

整体は「下手がやっても効くものだけを調律点として選りすぐった(野口晴哉)」そうなので、家庭では、技術がなくても、愉気と活元運動ができて、ある程度調律点を覚えていれば、事足りる場合も多いです。

でも、やっぱり型をきめて抑えられた時の、中心までダイレクトに響く感じというのは、ただ押さえた時とは別モノですし、やっぱり操法はかっこいいですよね。

岡島先生はもっと別次元のお話をされてますが、プロを目指すには操法とその型は最低限、技術の効果を再現し、自分と相手を壊さないためにも必要です。

「自分の体の使い方を知らずして、どうして人様の体を扱えるというのだ!」

本などから場所や方法の知識を学んだとしても、型がきまらなければ同じ効果は得られないし、例えば指に力を込めて押すような体の使い方をすれば、相手も自分も壊します。

特にプロの方は、親指が疲れるような体の使い方を続けていると、脳や心臓に負担が来ることもあるので注意して下さい。 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師は国家資格ですが、整体を始めとした、その他のボディワークには資格もなく(それぞれの団体での民間資格のみ)、やろうと思えば誰でもすぐに仕事にできるが故に玉石混交なわけですが、資格の有無を問わず、職業的偏りが非常に起きやすい仕事でもあります。理想的には、きちんと型を学び、息が調い、体が整って、自分の心身を十全に使えるようになってからお仕事にされることが望ましいと思います。(整体協会はそういうこともあって、職業目的の入門を認めていないものと思います。)

ただ、飽くまで理想なので、そんなこと言ってたら凡人は一生終わりそうだし、目指すってことで勘弁してほしいー。壊して休めると彊くなる。

岡島先生は「使えば使うほど赤ちゃんの指先のように柔らかくなっていかなければいけない。」と書かれています。整体操法に興味のある方、プロを目指す方には、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

女のからだ、自分で改善!

こちらは、一般の女性に向けた本なので、専門知識は必要ありません。

この本に書いてあることを実践すれば、生理をはじめとした女性の不調は、ずいぶん楽になるはずです。

「しょうがない」と思い込んで薬を飲んで耐えている女性も多いですが、「いやいや全然しょうがなくないし!」と声を大にして言いたいです。

生理周期がきちんとしている、生理痛がない、4日で終わる、のが基本です。

騙されたと思ってやってみて下さい。

そういえば私も昔は、生理痛が酷くてよく薬飲んでました。。PMSも酷かった。原因を知らなかったし、自分でなんとかできるなんて発想もなかったし。女性はみんな知っとくべき!

つかえやすい時期とポイントが分かれば、自分でも対処可能です。

整体やってる女性に聞くと「そう言えば昔あった気がするけど、いつの間にかなくなった」って方が多いです。

岡島先生が生理の講座を開いた時に「生理痛はないのが当たり前。月経には快感がある」って言ったら「男のくせに何が分かる!」って袋叩きに遭った(当たり前)って書いてあったけど、これね、ほんとに生理痛はなくなるし、生理中は強制的に頭も体が弛んでポカーンとさせられるし、風邪同様に新しくなる快感があるってのなんか分かるんですよ。女性が男性よりも体力的に有利な点は、生理のお陰で弾力が失われにくいこともあると思います。

ちなみに岡島先生は生理痛がある体・ない体は触れば分かったし、整体を受けて体が整えば生理痛はなくなったそうなので、男が言っても許される笑

光るナスさんの「月経シリーズ」もおすすめです。

長谷川浄潤先生の『月経美人セルフケア』も写真付きで実践するのに便利です。

基本はだいたい同じなので、気が合いそうな先生のものを選んで、できることから自分なりに実践してみてください。全部読んだ上で続けるなら、長谷川先生のものが写真豊富で見やすかったですが、詳しく原理を理解するなら岡島先生のご本や光るナスさんのブログも読んでおくと◎

生理については、後述のうえだまゆみ先生の書籍も女性の視点から書かれていておすすめです。

月経にトラブルがある方は、当たり前と思わずに、改善を試みて下さい。冷えと目や頭の疲れが自力で解決可能な二大原因です。まずは足湯と蒸しタオルから。

月経が正常になる=骨盤の開閉がスムーズになることは、女性の健康の土台です。

ちなみに、晴哉先生も「出産は痛くない、快感がある」って言って嘘つき呼ばわりされてましたが笑、出産は本来気持ちいいものってほんとなんだーって分かる動画があったので、ご興味のある方は↓

トレジャーじいさんは、いわゆる「整体の先生」って感じではないですが、型にはまらず整体を地で行ってる方だと思います。コロナやワクチンについても注意喚起、対処法とその都度不安に寄り添う形で動画を上げて下さっていて、頭で考えたことが即行動になる、整体の方だと思いました。

整体では助産は「肛門を押さえるだけでいい」と言われてますが、その押さえ方を実地で発見されてます。これぞ知識に寄らない本能の技!

光るナス

前述しましたが、光るナス(ブログ名)のアキラさんは岡島先生のお弟子さんで、本当に詳しく分かりやすく、色んなことを書いて下さっています。

困った時は、例えば「光るナス 腹痛」とググるか「腹痛」でサイト内検索すればだいたい何かひっかかります。何かあった時に、その都度読んで実践していくといつの間にか身についていると思います。

5種+2種だそうで、5種の分かりやすさ、合理的説明と2種の豊富な知識で大変勉強になるので、知り合いやクライアントさんに説明する時にもよくリンクを送ってます。

これほど有益なサイトなのに、例えば「野口整体 腹痛」では表示されないんですよね。ほんとGoogleは健康関連は使えません。

整体ヨガ道場 悠遊塾

整体ヨガ道場 悠遊塾の佐藤先生のブログです。

岡本瑞徳先生のお弟子さんで、日々の整体指導の中で感じられたことを綴っておられます。

へ〜、と思うことがたくさん!

白山治療院

白山治療院の指田先生はお師匠さんを公開はされていないかと思いますが、治療家としてご高名な先生とお聞きしています。

野口整体 白山治療院通信

カテゴリーのところから色んなコラムが読めて勉強になります。

整体操法随想はなかなかマニアックですが、

よっぽど整体がお好きなんだろうなと。

整体協会の先生も「こんなこと好きじゃないとやってられないわよ」と仰ってましたが、整体沼に足を踏み入れた方は皆さんそんな感じだと思います。

別の先生に学んでも、源流が同じであれば似たようなことを感じたり、「そうそう!」と思うことがたくさんあって、面白いです。

やはり基礎や前提の共有は大切だなーと実感します。

明るいチベット医学―病気をだまして生きていく

指田先生のおすすめで『明るいチベット医学―病気をだまして生きていく』を読んでみたのですが、野口整体とそっくりでびっくりしました。

著者は経典を学ぶためにチベットに渡り、チベット密教、チベット医学を修めたお坊さんです。

チベットの伝統医は、密教を修めた僧でなければならず、野口整体同様、極めて緻密で繊細な観察によって得た経験を元に治療が行われるようです。

生命の自律性を大切にする思想から、妊娠出産における体の観察・対処までそっくり!

奥様が野口整体をご存知のようで、その影響が多少なりともある可能性はありますが、基本的には著者の経験に基づいた知見と考えると、「やっぱり人間をちゃんと観察すればそうなるよね~」と。

チベットやインドの伝統的な風習が、体を丈夫にする上で理にかなっているなど、とても面白かったです。

チベット人の骨は丈夫なので、いい笛が作れるそうで、生前から「死んだら骨、笛にしていい?」とか予約しとくそうです。日本人には笛にしたくなるような骨の人はまずいないんだとか。日本人も昔は強い人多かったと思います。祖父は歯で瓶ビールの栓抜いてました!

今インドでは戦後に日本で起こったのと同様の変化、つまり効率化や物質主義、3S政策を思わせる娯楽、教育による画一化、西洋医学傾倒が急速に進んでるように見えますので、今後どうなるか分かりませんが、、

(もちろん教育や経済成長によって豊かになる多くの良い面は認めつつ、世代間で見ると体や顔つきが急速に変わっていってるのが分かります)

ちなみにインドの伝統医学は気を練る系の伝統的な武術を修めた後、選ばれた者にしか伝授を許されなかったそうです (参照: 図説ヨーガ大全) 。活殺自在ということで、急所を熟知して、プラーナ(≒氣)のコントロールを体得し、かつ徳を備えた弟子を選んで医術が伝えられたのだとか。

現代日本ではそんなに確固とした死生観を持っている人は少ないと思います。お医者さんと言えどそれは例外ではないと思うのですが、毎日多くの病や死と向き合っていて、耐えられるものなのだろうかと疑問が湧きます。そして死生観というのは少なからず治療方針に影響するはずで、非人道的な延命とか治療が当たり前に行われていることと、関係があるようにも思います。もちろんその医療を受けることを選ぶのは患者ですから、本人や場合によっては家族の死生観が一番影響していることは言うまでもありませんが。それにしても「標準」医療ではまともに死なせてもらえない可能性があるのだから、自然に死にたい人は、確固とした死の決意が必要な世の中になってしまっているのかもしれません。(楽に死にたいから整体やってるって人もいるくらい笑。楽に死ぬは、楽に生きると同義ですけどね)

お医者さんが「機械的」と不平を言う人もいますが、普通の人間がまともに四六時中病人と向き合ってたら、同様に病んだりおかしくなるのが普通です。病気が伝染るというのは、心身が共鳴してる面もあると思うし。また治療といえど、苦痛を与える処置を人に施すことは、共鳴なんかしてたらとてもできないから、感覚を鈍くする(馴れる)か切り離すしかないと思います。

というわけで、死や病人とは向き合わないという選択肢が一般的なのかもしれませんが、感応を最大限利用する伝統医学では、逆にひたすら向き合うということが修行だったのかもしれません。

例えばチベット密教の修行の一つとして、死体の解体と鳥葬をじっと観察し続け、それを素材として自らの死を瞑想するというのがあるそうですが(修行を始めたばかりの子供がやるらしい!)、常に死と共に生きていることを実感して生きるというのは晴哉先生も常々言っていることです。

死生を見つめて動じないやうにならねば、治療ということは出来ない。他人の死生に動じない人はあるが、自分の死生に動じないやうにならねば治療といふことは出来ない。自分の死生に動じなくなくなつて、始めて病気を活用する道が拓ける。飛込んで浮ぶ瀬を見つけることは頭で考へているだけでは出来ない。まして一指天によつて動く整体操法を治療として用ふることは、自分の死生天に在り 天によつて生き 死すといふことが腹に這入つてをらねばむづかしい。このことを腹に入れることが第一の治療術である。

死生に動じないといふことはいつ死んでも心残り無いやうに生きることから始まる。

自分の死生に動じないやうになれば、他人の生の尊さも判り、生きる力の強さも判り、生きる力によつて生きているのであることも判り、死生天に在ることが呑み込めるやうになる。

野口晴哉『治療の書』

これが私にとって「命がけ」というイメージです。

人間を客観視し、解剖学を基礎として、機械的に悪い部分を直す、病気や死を撲滅しようとするのが目標みたいな現代医学とは根本が違う気がします。

伝統医学を、現代医学が苦手なことの「代替」として部分的に取り入れようというのが、伝統医学の科学的検証とか「代替医療」という言葉に表れているように思いますが、技術は思想哲学から派生する面も大きく、そもそもの観方が違うものを切り貼りして同じ効果があるとは思えません。

ただ、それでも現代は「科学的医学」(実際に科学的かどうかはさておき)が主流で、ほとんどの人が普通にアクセスするのが通常、医療なわけですから、なんとかならないもんかなと思い、 日本医師会のサイトで「代替医療」と検索してみると、明らかに煙たそうに「代替医療によって医療費を抑えようと目論む勢力が」云々って文章が載ってて、がっくり笑。 いろんなお医者さんがいるし、総意でないことを願います。差し当たっては、一人ひとりが賢く自立するしかないですね。必要ないことには、お金や意識、エネルギーを注がなければ自然と変わるものです。

野瀬整体指導室

野瀬先生は晴哉先生の最後の直弟子であるお祖母様の天谷先生と、唯一晴哉先生から九段位を認定された臼井先生から整体を学ばれた先生です。

臼井先生と作家の佐藤愛子さんの対談もご参考に。

佐藤:この人はイヤだと思うようなことはありませんか。

臼井:訓練したんですよ、相手の良いところだけを見るように。野口先生の教えでは「親からもらった体を十とすると。良いところは三で悪いところが七」しかもこの七はどうやっても絶対に治らない。三つの良いところを磨いていくうち、七の悪い影響がすーっと消えると言います。

生来の三を磨いた人が最後は生きる。私も操法の時、純粋な気持ちでその方の体に向き合うとその方の三のよいところが見えてきます。誰にでも三はよいところがあると思って気楽に生活した方がいいんですね。

KEN3通信:臼井栄子・佐藤愛子対談『日本人の心とからだの話』より

野瀬先生はお腹の中から愉気を受け、子供の頃から整体に親しんでこられた、いわゆる「整体っ子」の先生ですが、個人的に「整体っ子」の方って、なんか風が通ってるイメージがあります。

(野瀬先生にはお会いしたことないですが、 整体協会には、おばあちゃんの代から、みたいな方も。親が昔からやってると当たり前になるからか、通ってる方も少ないですが。 )

「整体っ子」っていうのは、観念的なものではなくて、実際に体を確かめると、違うんですよ。

四肢の気の欠けとか、体癖をある方法でテストする場合にひっかからないとか、調べると普通とは違うことが分かります。要は生来偏りにくくて、気が漏れにくいので満ちてる感じなんでしょうね。風は通ってるんだけど、みちっと安定してるイメージ。

だから晴哉先生なんかは、整体はお腹の中と生後13ヶ月で大体終わって、それ以降にできるのは修正くらい、みたいなこと言ってて、後で知った人間には「えー泣」ですけど、実際人が形成されるのはその時期なんだから、言わんとすることは分かりますよね。みんな割りと無頓着に過ごしてますが。。

だから、親になる可能性のある人にはぜひ知って実践してほしいんです。

とはいえ、晴哉先生ご自身や高名な直弟子さん達も整体っ子ではない、というかむしろ病弱っだったからこそ、わざわざ整体の道にって方が多いし、修正組も希望を持って修正していきましょうね!

自分に不調が多いと、自分で実験できる点有利と思って笑

2世3世の方、憧れはあるけど「ご高名な誰それ先生のご子息」とか色眼鏡で見られたらなんか大変そうだし、気楽な野良の良さもありますよね。晴哉先生のご親族など最たるものだと思います。何事も裏表。

あと整体やってると、どうしても極端になって「絶対病院行くな!薬飲むな!」って考えになりがちなんですが、

医療でガタガタになった体をみると「この野郎!」って思うので、分かりますが!鈍いとそれにも気付かない。だから自分で観察できることが重要。

私は個人的な経験から、薬や医療に対する嫌悪感がなかなか拭えないんですが、これは自分の執着だから、ニュートラルに見られるようになることは課題ですね。

天谷先生は整体指導者になる前は保育園を経営されてたこともあってか、臨機応変に医療も活用していくようおすすめされていました。 整体村にいると整体の常識が当たり前になりますが、社会に出ると当然そんなことはなく、野瀬先生も過激派ではなさそうなので笑、病院に行くほどでもない時に手当てを~って感じでおすすめされてます。一般に公開する場合に責任を取れないというのもあると思うし、実際すぐ薬、すぐ病院、の前に、自分でちょっとやってみると、意外と必要なかったってことが多いんですよ。だから気張らず、まずはちょっとずつ試してみて下さいね。そのくらいから始める人が増えるとだいぶ風潮が変わりそうな気がします。

私は先生を選ぶ時、家族や周りとの摩擦が起こりにくいということも考慮しました。

整体をやってると、どうしても世間の感覚とズレることが多いので、そこが悩みどころですが、すごい先生に感化されて「整体すごい!」ってなっても、周りと上手く行かなくなって不健康になったら本末転倒ですよね。

そういえばダン先生が子供の時、薬も飲まない、予防接種も受けてなかったら「そんなに汚いのが好きなら」って犬のウンチ食べさせられたって言ってましたし、コロナ騒動でも露呈したように、マイノリティに対してなかなか残酷な人もいるみたいなので、バランスが難しい。

整体歴が長い方ほど、平和のためにも、心身の健康のためにも自分だけって方が多いですが、

私も別に求めてない人に勧めたりしませんし(一から説明するの大変だし。だからブログを書き始めたってのも。しかし前提の説明を試みるだけでこの長文よ。。)

そうはいっても、知らないだけの人がほとんどだろうし、やっぱりいいものは伝えていかないとって思いますよね。

ベテランの方や先生方が発信して下さるのはほんとにありがたいです。

Youtube

脱線してしまいましたが、野瀬先生のYoutubeは、編集のアオさんの空気感もあいまって、気張らず整体が学べます。

下記は「愉気」や「気」についてお話下さっているので、「気」って何?と思う方は見てみて下さいね。

子供の頃から気はあるのが当たりまえ、「気があるのか、ないのか」なんて疑いようがないって仰ってますが、私も割りとそれはそうで、分からない人はなんで分からないのか、よく分からないんですよ。 なんでかなーと思い返すと、、

「かめはめ波」の練習してたからかも!って思いました

いやいや、むしろあの手の漫画が気のイメージを飛躍させすぎて「あんなもんあるはずないだろーが!」って思っちゃう人増やしてる原因になってる気がしますよ笑。

たぶん「気」が何を指すか分かってないだけで、

例えば、居酒屋に入った瞬間のムワ~っとした感じと、早朝の神社の境内に入った瞬間のフワ~っとした感じの違いが分からない人っていますか?あれが気の違いです。

温度とか実際の空気の汚れだろ!と言われそうなので、ならば、同じ部屋でも散らかってる時は気がだれてて、整理整頓した時は、シャキッとする感じって言ったら分かりますか?

元気な人と、気が沈んでる人と、気が立ってる人の違いは、分かりますよね?同じ気です。

メイク上手くいったら気分上がるとか、スーツ着ると気が引き締まるとか言ってるじゃないですか。

気はたぶん波というか螺旋?なので、周波数とか波形とかで説明できると思うけど、例えば整理整頓してないと、色んな波が散乱してるんだけど、全体の波が調和してまとまってると、整ってる感じがするのは体も空間も同じかも。

「気」自体はみんな感じている、そんな大それたものではないですが、それを感じやすいように手に集注するというのが技術と言えば技術かもしれません。(「合掌行気」で練習できます)

最近は鍼灸とか整体を志す人の中にまで「気はあるのかないのか」とか言う人がいるそうで、色んな意味でモヤモヤしちゃいますが、ぽかんとして集注すれば誰でも感じられることかと思います。

「生きてりゃ気は出てる」がツボでした。

まさに!

書籍

ありのままがいちばん

野瀬先生のお祖母様の天谷先生は、晴哉先生の最後の直弟子で『ぐりとぐら』で有名な中川李枝子さんの『いやいやえん』のはるのはるこ先生のモデルだそうです。

先生は保育園のお昼寝の時間には、一人ひとりに愉気をして回っていたそうで、お腹がぽっこり出て苦しそうな子がいたから集中的に愉気してたら、おならが48連発も出て、お腹がぺちゃんこになったなんてエピソードもあり、日常的に子どもたちに愉気されてたようです。

プロだけでなく、誰もが当たり前にで愉気できるようになると、どんなに愉快か分かりませんね。

先生は6歳の時、戦争に行くお父様に言われた「お前が家を守るんだよ」という言葉を一心に受け取り、「自分には家族を守る責任があると思いこんで」しまって、それを全うしようとしたのだけど、その意欲を中断されたあるできごとが、長年の痛みの原因になっているということを晴哉先生のご指導で思い出したそうです。

私も子供の時に「奏ちゃんは頑張り屋さんだもんねー」と歯医者さんで痛いのを必死に我慢してる度に褒められてたのが、我慢して頑張りすぎて体を壊すパターンに繋がった気がしています。

小学生の時に何年も歯列矯正してて、痛くて眠れなかったり、悪夢にうなされたり、大音量の耳鳴りがしたりしてたのに、平気な顔して我慢してたんですよね。最近になって体の硬直が弛んだ時に、その時のことと感覚がふっと思い出されたり。

『身体はトラウマを記憶する』というのを実感します。(本に書いてあるトラウマ体験とは程度が全然違うとはいえ。。)

ちなみに歯並びには恥骨・尾骨の愉気です。頚椎4番も。早く教えてくれー!

恥骨や尾骨は呼吸器=前後運動と繋がりがあって、愉気すると胸郭が拡がります。胸郭と顎の広さは相関関係にあるので、歯並びも良くなるっぽい。

(5種が顎がしっかりしてて、6種が細くなりやすいというのもその関係)

体を健全に育てる方向でできることをやって、歯列矯正はどうしてもという場合に考えてもいいのでは?

呼吸器を育てるには深い睡眠が一番なんですが、寝る時に矯正とか言って変なヘルメットみたいの被されたりして、不快すぎて寝れなかった。今思えばなんてことしてくれてんだと。真逆すぎて呆れる。

おっと、思い出したら腹立って脱線してしまった。。

と言いつつ、ちょっと調べてみると、、

ひぇーまだやってるんだ!これ全く同じの!やばいトラウマ過ぎて、首肩みぞおちめちゃ固まって冷や汗出てきた。顎が痛い。なんでこんなに根深い身体の硬直あるんだって思ってたけど、矯正の影響めちゃありそう。見ただけで呼吸全くできない笑 

チンキャップ装着図

と、こういう、つい安心して自分のことを喋っちゃう、心の奥にあるものを訴えちゃうというのが、「指導する人」になることだと晴哉先生は言ってます。筋が弛んでこないと心の奥のことは喋れないから。「その風を心の中に吹かせることが技術」(野口晴哉『人間の探求』P79)。天谷先生、ご本自体がご指導に♡

そしてこういう古傷みたいなものが出てきた時は体が変わるチャンスですから、じっくり愉気すると変わります。普段弛まない部分まで弛んで呼吸が深くなりました。ありがたやー

私はついつい「なんで〇〇なんだろう?」って考えちゃうんですが、それは探究心とも言うけど執着と裏表なので、悪いことは「まぁいつか良くなるだろう」って気楽に思ってるくらいの方がいいですね。

物心つかない小さい子どもは、大人の言うことは絶対の真実として受け取ります。ですから周りの大人たちは、悪気がなくても、かわいさゆえのことだとしても、子どもに刷り込んでしまうような言葉は避けるべきでしょう。

また大人であっても、言葉によって縛られることが多々あります。言葉はときとして呪縛になるということを、心のどこかに留めておきたいと思います。

ありのままがいちばん

天谷先生も仰ってますが、痛みがひどかったからこそ整体に出会えたわけで、なにか一つを取り上げてよし悪しの判断はできませんが、「子どもが子供なのは天心の故だ。之を歪めまい。傷つけまい。大人のはからいはともすれば天心を曇らせる(『叱言以前』P172)」という晴哉先生の言葉は心に留めておきたいと思います。

*大人が認めたことがその通りになるというのは、全生社・野口晴哉著『褒め方叱り方』に詳しいです。

お母さん入門

これから赤ちゃんを迎える方や育児中の方におすすめする本として、どうしても1冊だけと言われたらこちらを選ぶかも。 野口整体を知らない一般の方向けに書かれているので、受け入れやすいと思うし、大切なこと、必要なことが網羅されています。

晴哉先生の本は難しいとか、私にはできないと自信がなくなってしまった方にも。

また上のような例もそうですが、精神的にも肉体的にもトラウマやショックのようなものがあると、一部分が硬直したままになってしまって、心身ともに育ち切っていない、どこか大人になりきれていない自分というのが、誰にでもあるものです。

心身ともに痛みやこわばりとして感じられるものもあれば、なぜか過剰に反応してしまうとか、大人気なく取り乱してしまうようなことの背景には、自分でも忘れているけれど、そういったものの影響が潜んでいる可能性があります。

こちらのご本を読みながら、体の気になるところに愉気していると、そういった幼少期のものが思い出されて弛み出すということがありました。

そんな子供の自分が出てきたら「そういう気持ちだったんだね」とありのままを認めてあげてください。

そうすると、不思議と「ふー」と力が抜けるものです。

そういった感応が起きるのは、先生が愉気でご本を書かれたためと思います。

なので、育児中でなくても、「こどもだなー」と思う自分がある方にはおすすめです。

うえだまゆみ

うえだまゆみ先生は、晴哉先生の愛弟子であった上田唐山先生の元で整体法を学び、ご自身の多くの不調も治されたご経験をお持ちです。

弱い人は、庇う側に回ると強くなるというのはよくあることです。(詳しくは野口晴哉『病人と看病人』)

まゆみ先生も最初は「病気のデパート」状態だったそうですが、唐山先生に、自分より弱い人を見つけてきなさい、と言われて、唐山先生のご指導により目の前で魔法のように治っていく人たちを見ながら、整体指導者を目指されたそうです。そしてご指導を受けるうちに、どんどんご自身の痛みや病気からも開放されていきました。

なので、皆さんも自分で試してみて良いと思ったことは、どんどん他の人にも伝えていってくださいね。私も指導をお願いしてるだけの時よりも、発信を始めて色々聞かれるようになってからの方がずっと真面目に勉強したり観察・実践するようになりました。そうすると、いつの間にか悩んでたことが気にならなくなってたり、分かること、できることが増えてたり。

書籍

まゆみ先生の体にやさしい整体術 

一般の方や初心者でも分かりやすく、実践しやすいよう、イラストとやさしい文章で困った時の対処法を書かれています。

唐山先生とのエピソードは、晴哉先生が大切にされた命に対する礼と「愉」の心、人に対する温かさ、整体指導者のなんとも言えない味が伝わってきます。素敵な師弟関係。

唐山先生は、「まず、大切なのは病気になることを恐れ、病気におびえて生きることを止めること。そして、自分の体に《気》を入れて生きれば、外からやってくる病気でさえ、自分の健康を呼び起こすカギになるんだ」と、よく私に話してくださいました。

病気を恐れずに、いきいきと、はればれと生きることーそれは野口先生が唐山先生にお伝えになり、そして今、わたしが受け継いでいる一番の教えなのかもしれません。

・・・

唐山先生は、常々、病気を治すのは先生ご自身ではなく、その病気になっている本人なのだとおっしゃっていました。「何かを頼り、助けられることを願っているうちは、自立した心身は得られない」というのが唐山先生の教えなのです。

・人の中には、自分で自分を治す力があるということ

・自分の家で、自分の中にある力をつかってできる健康法と生活法

・いつも愉快に暮らせる方法

この3つのことを知り、実際に行えば、人は誰でも、いきいきと生きられるというのが、野口先生と唐山先生が、何万人もの人の体を見てきた中で、身をもって掴み、いろいろな人に伝えようとしたことなのです。

・・・

人にとって、一番、大事なものとは何でしょうか?

わたしは生命ではないかと思います。そして生命の動きが、形として見えるのが体で、体が自然な働きをしている状態のことを「健康」と言います。

ですので、体はとても大事なもの。わたしは師匠の唐山先生から、人の体はけっして乱暴にしたり、雑にあつかってはならないものだと厳しく教えられました。

Youtube

ほがらかに整体のお話をして下さっているYoutubeも。

先天的に耳がなく生まれたのに、愉気してたら耳ができて普通に聞こえるようになった女の子のお話はびっくり。

色々治ったって話は聞くけど、耳が生えてきた話は初めて聞きました!

野口整体は治るってことはあんまり宣伝しないけど(違法だし。。)、やっぱりこんなことがあると嬉しいですよね!

婚期が近づくと左手首に印が出るお話も初めて聞きましたが、体が整うと自分に合った結婚相手も見つかりやすいと思います。

3種
 

婚活も、まずは整体から♡

一時的に流行るだけの健康法が多い中、野口整体は基本、自分でやるし何もいらないからお金にならないし、時間はかかるし地味なんだけど、何世代かやって結果が出てるから続いてるんだと思います。

やさしい野口整体

整体協会でロイ先生に学び、整体コンサルタントとして7年お務めになった後に独立されたという宮崎雅夕先生のFacabookの発信をまとめたブログとのことです。

ブログ:やさしい野口整体

活元運動から愉気、セルフ整体、晴哉先生とロイ先生の語録など、やさしく伝えながらも凛とした静寂と気概を感じます。

天心の愉氣 ~野口晴哉著「健康の自然法」~

宮崎先生は全国を巡り、野口整体法の愉気と活元運動を伝える活動をされ、オンラインの活元会等も行われているようです。

整体協会を離れても、協会の先生方を交えての活元会もされてるようで、

「整体協会の外で活動するのは~」と言われることもあったようですが、なにかが、変わりつつあるのかもしれません。

知らない方には「なんのこっちゃ」ですが、整体協会は会員制の団体で、外に情報を漏らしたり、外部で活動するのはご法度だったみたいなんです。

かつての同僚が、私を受け入れてくれるのは、
私のやってきたことが、創始者の野口晴哉先生の理念から、逸れていないからだと思います。
長年学んできた人たちは、やはり基本的なところで、
「こういう時、野口晴哉先生なら何と仰るだろうか?」と空想する癖のようなものが身に付いていて、
そこに反するようなことはできなくなっているほど、
消えることのない「志」があるはずだ、
と、私は思っていますが、今回は、それを感じることができて、とても幸せでした。
鬼塚凡生先生がよく「公私はなくて、常に公、公、公なんだ。」と仰っていましたが、
ロイ先生もまた、「天に則って私を去る」と、仰ってました。
言葉は違いますが、
自分という個を超えて、
人間の進化、国民の健康、子供達の幸せ、
というところに向かっている気概は、
組織に入っていなくても、入っていても、
ある人にはあるけど、ない人にはないのだろうなと思います。
自分自身に、しっかり志が育っていれば、問題は自然消滅するだろうと思います。

Facebook フォロワーさんへの返信より

私は「晴哉先生なら~」とはそんなに考えないですが、逸れたことは「できなくなる」。これは感じます。倫理的にできないとかじゃなくて、体ができない。活元運動の効能なんじゃないかと思ってましたけど、潜在意識に入ってるのかも。

公私はないってのも、これまた倫理的な努力とかじゃなくて、活元運動や愉気をやってると、自他が繋がったり、自分と世界が一つになる体感があるので、公=私が当たり前の感覚に?

そういう意味で、活元運動と愉気と一緒になら体癖をお伝えできるのではないかと。

まだ参加したことはないので詳しいことは分かりませんが、オンライン、福岡、佐賀、奈良では活元会や整体教室を定期的に開催されてるようなので、お近くの方はぜひ。その他の地域も含めて、Facebookページで詳細を更新されていますので、気になる方はチェックされて下さいね。

また整体協会の福岡地区道場の活元会については下記とのことです。

”福岡地区道場活元会は、日曜日は、会員でなくとも参加できます。参加費千円。
また、整体協会の会員の方は、16日14時からの初心者向け活元会の他、日曜から木曜までの午前中に、月に21回行われている活元会に、月額三千円で何回でも参加できます。”

良心的!

お近くの方はお問い合わせの上、ご参加なさってみて下さい

野口整体を愉しむ

指導者としてのお仕事はされていないようですが、野口整体の古くからの方だと思います。

整体にまつわる本や資料をご紹介されたり、「I先生」から受けたという整体操法の講習会の資料を公開下さっています。

私もそうですが、野口整体はプロになることが目的ではない人も、その奥深い世界に惹き込まれると、一生探求し続けられるので、愉しいですね。

野口整体を愉しむ

野口整体を愉しむ(続編)

晴哉先生の講座記録も。

「気の方向を変える」

偶感録

長年野口整体を研鑽されている方のブログだと思います。

澄んだ感じ。

自分とすごーく離れたものって理解できないでしょ?

だから自分が色々まみれてると、こういう澄んだ良さってのが分からないんですよ。

そこを私みたいな俗人が繋げれば、ちょっとは意味があるかなと。

愉氣とは集中力

番外編:野口整体のルーツ

源流・ルーツという話がありましたので、私の知ってる野口整体のルーツを少しだけ。

野口整体は、1923年の関東大震災時、当時12歳だった晴哉少年が、近所の煮豆屋のおばあさんが疫痢でお腹が痛くて苦しんでる時にとっさに手を当てたら治って評判になったのが始まり、とか禁点(そこに硬結が出ると必ず4日で死ぬというポイント)を見つけて「もうすぐ死ぬよ」と言い当てて評判になったとかいうのは伝説的に語られる話です。

では、最初から完成されてたかというと、

「僕は子供のときから自然に見えてしまうんだ。人の体でも、じっと見ると、悪いところが黒く見える。だから、道場で向こうから歩いて来て僕にお辞儀するまでに、みんな判ってしまうんだ。僕が背骨を調べるのは、それを確かめるためだった(野口昭子著『回想の野口晴哉』)」と言ってるから、もともと天才はあったのだと思いますが、色んなことを取り入れ、消化吸収することによって、自発のものとしたようです。

例えば禁点の硬結は晴哉先生のオリジナルのように思われていますし、本人もそのような言い方をしてますが、その記述は中国最古の医学書である黄帝内経にあるそうで、晴哉先生が幼少期育った鍼灸師の叔父さんの家で読んだものと思われます。ジフテリアの後遺症で子供の頃は声が出なかったこともあり、昔から本をよく読んでいたようで、当時流行ったメスメルの催眠術なんかも本で読んで実験していたようです。

色々な知識や技術を学んだことは確かですが「私に師匠があるとしたら、活元運動だけ」と言ってたそうです。たぶんそれが実感なのでしょうね。

頭で考えた理論によらず、本能の医術ということ。

ちなみに声が出なかったのは、活元運動と気合い(本物の気合い)で治したそうです。

手で体を整へる技術は整体操法のみではありません。昔から今迄に沢山あつたのであります。・・・

恐らく人間が始めて立上つたその頃から行はれていたのでありませうが、之も頭の医術とともに、時代とともに、病気を対象にして考へて行はれるやうになつて来たのであります。 近頃は解剖生理の側からその方法が吟味研究されて組織され、だんだん頭の医術になりだしておるのであります。・・・

之等を頭の医術から本能の医術に、病気を治すことから体を整へることに切り替えることは容易な事ではありませんが、元来手技療術といふものは手で体を整へる本能の働きから出発したのであり、未だその野生を失はず、頭のものになりきり得ないでおるので、之らに呼びかけて新しい方向へ誘つたのであります。

整体操法随想:「整体操法読本 巻一」を読む その2

そして自分のものとした技術を確かめたり、凡人でも使える形・残る様式に工夫したことが、一代限りの天才に終わらず、伝説を受け継ぐことができた所以かと思います。

整体操法制定委員会

整体操法というのは、全てが晴哉先生のオリジナルではなく、古今東西の思想や技術を継承し、当時の手技療法の大家たちが集まって、本当に効果のあるものを後世に残そうということで発足した、整体操法制定委員会の技術が含まれます。

1941年に始まった太平洋戦争中の1943年のことですので、自分たちが死んだら失伝してしまうということもあったのもしれません。

白山治療院:整体操法整体委員会

整体操法を制定するに当たり、手技療法の沿革をしらべますと、真に優秀な技術や又正当な見処に立つ技術が必ずしも多くの支持を受けていたとは申せませんでした。しかし世の風潮は百年か百五十年経れば変わるものであります。いつか本当のことを見る時が来るものと思ひますが、それ迄認められなかつた優秀な技術を残しておき度い、そうした考へが整体操法に特殊操法を設けた理由でありますが、すでにこの世を去つた人々の技術を探す術も無く、その面影でその技術を求むることは容易なことでは無く、まことに残念であります。優秀な技術、立派な見処をもち乍ら、この世で認められずに去つた幾多の人の心を想ふ時、吾々は感慨深きものがあります

整体操法随想:「整体操法読本 巻一」を読む その2

高橋迪雄

私は手技療術はその論に目を奪はれて事実が見えなくなつたのでは無いかと大に心配しましたが、幸ひいにも堅実な人々は理論に依らぬ手技療術を少数ながらその技術によつて守っていてくれました。高橋氏の正体術を始めとし、野中操法、柴田操法、宮廻操法、永松操法などがそれであります

整体操法随想:「整体操法読本 巻一」を読む その2

高橋迪雄先生は今ではあまり知られていませんが、晴哉先生が「堅実な人々」の筆頭に挙げる、整体の大きなルーツの一つとも言える、正體術を創始された先生です。(有名な橋本敬三先生の操体法や亀井進先生の均整法のルーツともなっているようです)

書籍:正體術矯正法

「整体」という言葉は晴哉先生が作ったと言われてますが、その原型は高橋先生の「正體せいたい」でしょうし、ご著書を読んでると、言ってることまんまやん!って箇所がちょいちょい出てきたり、

技術としては、整体体操や矯体(骨格矯正系の操法)は正體術矯正法が元になってるものもありそうで、体癖の原型も見られます。

高橋先生、志高くて体操の作り方も天才なんだけど、なんか言い回し可愛いし、謙虚で小賢しさがなくて、好き♡

整体体操って、イマイチ効果が実感できなかったんですが、正體術を実践してる方に、お尻・肛門を締めるのが大事と聞いてから、肛門を締めて中心に集まる感覚を意識してやってみると、全然違う!

ある矯正法、本当に1回で体が変わって驚きました。

正體術及び矯正法は、きちんとできれば、たぶんものすごく効果が高いんですが、効果の高いものは壊しやすいから注意が必要だったり、体操の組み立てとかコツを掴むのが難しくて、普及しなかったのかな。。でもこういう優れた技術が忘れられていくって、もったいないですよね。自分でできるのも良い。

続けてみて、効果があればまたご紹介できればと思います。

松本道別(ちわき)

松本道別師は晴哉先生のお師匠さんで、霊術の大家です。

国学や修験道、仏教、漢学にも通じていたようです。

活元運動は修験道の霊動にルーツがあり、愉気や行気、気合い、深息法等、野口整体の原型が著書にも書かれています。

晴哉先生が気合いかけて焼け火箸を握らせたとか言ってるのも、たぶん道別師がやってたことで、本には催眠術の話とか、全身にぶっとい針刺した写真とか載ってるんですけど、「そういうのは魂の冒涜だと思ってやめた」みたいなことを晴哉先生は言ってたはずです。

超能力とか暗示とかはインパクトあるけど、そういう練習をするより、普段から無意識に縛り合ってる暗示を抜いていくことのほうが大事って言ってました。

とはいえ、道別師や晴哉先生をはじめ、昔の人の自信や迫力、胆力は修行の賜物では?って気もします。

修行法が色々書いてあるんですが、たぶん昔はこういうのをすごいやってたんだろうなーと。晴哉先生の本にも夜中に弟子を起こして修行したとか書いてあった気が。今でも先生方はされてるのかもしれませんが、私はあんまり習ったことがありません。合掌行気、脊椎行気、深息法だけでもきちんとできれば、質が変わると思うのですが、私はまだ始めたばかりです。漠然とやるより、質を高め、深めていくには、道別師の教えは、心強い支えになるような気がします。

愉気はたしかに誰でもすぐにできるんですが、やっぱりプロや研鑽されてる方の愉気は全然違うんですよ。

道別師の修行法や思想はヨーガの影響を強く受けているようです。

ヨーガと整体について書いてたらさすがに長くなりすぎたので、また今度。

個人的には、自分の健康のためには、そんなに修行が必要とは思わないけど、一個人を超えたエネルギーを扱う場合、欲も執着もなく、天心で居続けられる人でもない限り、やらざるを得ない必要性に迫られるというのが実感です。

霊術?修験道?なんのこっちゃ?って方も多いと思いますが、その辺を簡単にトレジャーじいさんこと飯田茂実さんがお話下さっています。

飯田茂実さんは山伏(「山伏とは、山にいる神や仏と、みなさんをつなぐ役です」)の家系の方だそうで、昔ながらの禅僧の読経や修験者の「霊動」がいかに活元運動的だったかは興味深いし、表現は違えど野生の整体を実践されているように見えます。

即興のダンサーだそうですが、ヒーラー=ダンサーはほんとにそうだと思います。ダンス(活元運動)やんなきゃ、たまりますよね。

活元運動やってれば即興で踊れるようになります。

私もよく踊ってますが、他人の振り付けを覚えるダンス、見せるダンスではなく、裡からの動きに身を任せるダンス、ほんとに気持ちいいですよ。

みんなが活元運動と愉気ができて、潜在意識を使いこなせれば、プロはいらない。同感です。

ただ実際にはそんなに人間できてないから、たぶんプロはいらなくはならないし、私は操法が受けられて、感謝しています。洗練された美しさがあるし、整い方が違う。だけど自分の体だから、全部お任せは無理がありますね。

桑田欣児

全然知らなかったのですが、桑田欣児師は松本道別師とともに晴哉先生の師匠の一人と言われています。

桑田師も道別師のお弟子さんだそうなので、晴哉先生の兄弟子に当たる方で、やはり霊術・霊能開発の大家だったようです。(ある時期からやめている)

例えば野口整体には「掌心発現しょうしんはつげん」という、愉気を必要としているところが動いた指によって分かるというのがありますが、桑田欣児師の神鑑法が元だそうです

非科学的なものは取り締まりの対象とされ、霊術から宗教色を排し、治療、そして体育・教育となった野口整体ですが、残念ながら往時の輝きのままとは言えません。

一言だけ云っておくと、霊術=療術なのである。霊も療も、「りょう」と読むのである。

あまりに時代が経ちすぎて、そのことを認識している人が居らなくなり、霊術開花の文化が、戦後どこかに消えてしまったのである。

霊術の復活!【桑田欣児先生、由来の法を伝授す】

そして整体を深めようと思うと、どうしても魂みたいなことを抜きにしては進めなくなる気がします。

肚を決めて磨き直すには、修行するしかないのかなと思っていたら、すでに長年実践されている先生がいらっしゃいました。

「整体で一番大切なのは天心を確固たるものにすること」と仰っていて、方法も「天心(リクパ)を確立する法①〜⑫」で書いて下さっています。

インド哲学を知って、相手と接する前後に、行気とお祈りのようなことは自然とやっていましたが、精神療法になるようです。

その信念と集中を高められるように修行するのかな?

川島徳慈先生のブログは今見つけたばかりなのですが、まさに漠然と知りたかったことの宝庫でした。

初心者の方には何のことか分かりにくいと思いますが、整体をやっていて壁に突き当たった方は、ルーツを辿ると、気づくこともあるかと思います。

活元運動について

輸気について

*いわゆる本格的な山での修行、荒行は、伝統的にも感覚的にも男性のためのもので、女性には厳しい、というか女性はもともと自然に近いので、あまり必要ないように思います。ただ最近は女性も鈍くなってきてるので、快くできる範囲なら良いのではないかと思います。私は登山が趣味ですが、山に入ると気が澄みますよね。

お滝で本物の活元運動味わってみたい!

まとめ

いかがでしたか?

整体の学び方など、とても語り尽くせませんが、、「おもしろそう!」と思っていただければうれしいです。また偉そうに書きましたが、ほとんどが自戒と希望ですので、ご容赦下されば幸いです。

私自身とても興味深く学ばせていただき、有名無名に関わらず、礎となって先人の知恵を継承してきて下さった幾多の方々の尽力を思うと、感謝の念に絶えません。

もちろん関わり方は人それぞれですし、応用を否定してるわけではありません。

ただ整体や体癖を学ぶ方には、そのような流れにあるものに触れていることを、心に留めておいていただければと思います。

他にもご紹介したかったり、私のまだ知らない方もたくさんいらっしゃると思います。おすすめの本や先生、情報などお知らせいただければうれしいです。

上記でご紹介した組織、先生方は触りしか知らないことも多いし、全面的に責任を持ってお勧めできるというわけではありませんが、私自身お会いしてみたいなと思っています。

冷やかしは場を荒らすのでいけませんが、これは、と思ったら直接会いに行ってみて下さい。

やりたいことがいっぱいあるんだけど、全部はできないから自分じゃなくても、だれかがやって下さるならと思い、ご紹介しました。

「むずかしそう。。」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、それは言葉で説明すると難しく聞こえるだけで、活元運動や愉気に知識はいりません。

たしかに操法は難しいけど、 家庭で自分や家族、身近な人の健康なら、活元運動と愉気でなんとかなることも多いです。というか、やってると、そこまで鈍くならないので大事に至らないというか。そして、ご指導を受けられることはありがたい。

チベットには「弟子に準備が整った時、師は現れる」という言葉があるそうです。

もちろん合う先生に出会えると、学びが進むとは思いますが、 どんな先生についても、どんな本を読んでも、結局は自発・裡の要求、つまり師匠は活元運動だけ。らしい。

まずは晴哉先生の本を読んで、自分の観察から始めてみてください。

元気な人が増えれば幸いです。

コメント

  1. 心の動きだけに目を奪われて、体の動きを過小評価しすぎて居ると思いました。なんだかバランスが悪いですね。まずは野口晴哉さんの書籍から勉強します!教えてくださってありがとうございます!

    • はい、心も体も一つということに気付くのが第一歩ですので!
      ぜひぜひー読んで見てください(^^)

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