体癖は究極の人間分析タイプ論! 前後型体癖6種の性格や特徴を見ていきます。
前後型体癖6種は(表=平和を愛するナマケモノ)×(裏=カリスマアーティスト)タイプです。
イメージできる分かりやすい特徴を挙げましたので、見分け方が分かり、自分でも簡単に体癖診断ができるかも?ご自身や身近な人の体癖をチェックしてみましょう!
体癖とは野口晴哉先生の整体理論の一つで、体の特徴から、性格や体質が分かる究極の人間分析タイプ論。5種類の方向性とそれぞれにエネルギー発散タイプ(奇数体癖)と集注タイプ(偶数体癖)とがあり、合計10種類になります。生まれながらに3つ持っていて、すべて奇数、すべて偶数になることはありません。このページでは体癖別にその特徴と表れやすい感受性を紹介しています。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
*体癖は3つの組み合わせなので、こういう要素もあるかなーってくらいで見てくださいね。反対要素の体癖を持っていると打ち消し合うこともあります。また長所は他の体癖の人でも意識的にやってる可能性があるので、自分では隠そうとしてるのに、無意識でついやっちゃう、良くないと思うけどつい考えちゃうという短所を見た方が体癖観察としては正確です。あーこういう人いるいる、とかいいなーって思えば自分にはないし、逆に読んで悪口が書かれてると思えば、その体癖があるかもしれません。でも他人の嫌なところとか、自分で抑えてるところも、体癖だからしょうがないかーって認めると楽になりますよ。分かれば修正もできる。 短所長所は裏表。体癖を生かして磨いていけるといいですね。
6種体癖は理解が難しい体癖です。5種同様、前後型なので損得や計算が元にあるのですが、表面に出てくるのは、自由な平和主義のナマケモノタイプ。変幻自在でつかみどころがありません。 裏が出るとカリスマ性を発揮します。アーティストにも多い。そうした6種の特徴を自分なりに解釈してみました。読むとちょっと「怪しい」感じもありますが、その怪しさも含めて6種の特徴です。
それでは詳しく見ていきましょう!
性格
6種あるある!!
表=平和を愛するナマケモノタイプ
- 呼吸器が弱い=気が弱い
- 呼吸器が過敏=空気に敏感 (鼻がいいのは9種。前後型は空気)
- 陰気、卑屈、自信がない
- 疲れやすい
- すぐにゼーゼーハーハー言う
- エネルギー集注型
- エネルギー、行動を温存、節約しようとする
- 省エネ型
- バランス感覚
- 敏感
- 環境を大切にする
- マイノリティに寛容、多様性ダイバーシティに理解
- 自然体
- リラックス、気楽
- あるがまま、なすがまま、赴くがまま、委ねる Let it be
- 気にしない「しょうがない」
- つかみどころがない、雲、空気みたい
- 偏見もモラルもない、なんでも許す、認める
- 現世的欲求(権威、外面、金、男女関係など)への執着が薄い
- 自由を求める
- 縛られるのが嫌い、約束、規則が嫌い
- 働くのが苦手
- ノマド、フリーター
- 悠々自適、のんびり静かに暮らしたい
- しがらみがない
- 流浪、放浪(旅行より旅が好き)
- 精神世界を大切にする
- 主義、思想、信仰に惹かれる
- 繊細、傷つきやすい
- 情緒不安定、不安
- 平和主義
- Love&Peace
- 理想主義、共生を目指す
- 共産主義的(今の政治的共産主義というより純粋に「みんな仲良く暮らそう~」って感じ)
- ユートピア思想 (村とか共同体を作って自給自足したりする人に多い)
- ヒッピー
- ベジタリアン、ヴィーガン、ナチュラリスト、ミニマリストの走り
- 策士
- 人が思いつかないアイデアが浮かぶ
- 操作が上手い、手段を選ばない
- 悪賢い、ずる賢い、いたずら好き
- 汚れることを厭わない
- 立ち回りが上手い
- 熱い言葉を吐いて人を動かす(自分は動かない)
- 世渡り上手
- コミュニケーション能力が高い
- 人に警戒心を抱かせない
- 気楽な雰囲気が作れる
- 人の考えが分かってだれにでも合わせられる
- 誰とでも仲良くなってどこでも暮らせる
- 内気、穏やか、優しそう
- 八方美人
- だめんず
- 人たらし(パトロン作り、ヒモになれる素質)
- 楽したい、縛られたくない
- やる気がない
- 生活力がない
- だらしない、遅刻
- 朝起きられず夜になると元気になる
- モラトリアム、ひきこもり
- 退廃的、アンニュイな雰囲気、飄々としている
- ジョジョ立ち、ジョジョ座り
- 先見性
- 視野が広い、達観
- 冷静、クール、余裕がある、薄情、ドライ
- ピエロ
- センスがある、おもしろい
- 変わってる
- 変幻自在
裏(非日常)=カリスマアーティストタイプ
- イベント好き
- パーティ、クラブ、フェス、祭り
- ダンス、ヨガ
- 神秘主義
- スピリチュアル
- トランス、変性意識、自己陶酔、恍惚、覚醒、瞑想
- 宗教家、思想家、開祖、救世主、教祖
- インスピレーション
- 創造性、クリエイティビティ
- アーティスト、芸術活動
- ミュージシャン
- カリスマ
- 求心力
- 熱狂的信者、ファンを集める
- 自己犠牲
- 病気
- 現実逃避、ひきこもり
- ドラッグにハマりやすい
- 依存症
- 精神疾患(統合失調症が多い)
- 無駄遣い
- ヒステリー
- 気を引くための病気
6種的・無意識の損得勘定
前後型6種体癖の感受性は5種と同様に、損得、計算、合理性です。
運動の中心点は腰椎5番、呼吸器が弱く、エネルギーが欠乏しやすいエネルギー集注型。
あるある!を見ると5種のギラギラした感じと6種は一見全然違うタイプに見えますが、5種が呼吸器が強いので疲れにくく、どんどん発散=行動してお金や目に見える現世的な利益を求める性質と反対に、6種は呼吸器が弱く疲れやすいため、無駄な行動を避けて、エネルギーを合理的に節約しようとしていると見ると、やはり元には同じ損得勘定の感受性があると分かります。
当然本人も気づいてないのですが、一見関係のない思想や行動も無意識にはそういう要求があると見ることができます。
また呼吸器が過敏なので空気に敏感です。
普段温存しているだけあって?、偶数体癖特有の裏要素=爆発力や求心力により、また表社会の行き過ぎた面とのバランスをとっている6種は、カリスマやアーティスト、宗教家に祭り上げられることがあります。
6種のエネルギー節約術
6種のエネルギー節約術にはいくつかのパターンがありますが、基本的に奇数体癖(発散型)の特徴のカウンター行動をとって、エネルギーの発散を防いでいると考えるとつじつまが合います。要は疲れることを避けるということですね。ナマケモノやコアラ、パンダなどと同じ戦略です。あまり生活力はないけど、一緒にいるとふっとゆるんで癒やされるなど、なんとなく共通点もある気が。
上下型1種体癖要素へのカウンター
- べしべからず⇔あるがまま、自然体
- 思考⇔誰かが考えた主義や思想をそのまま受け入れる
- 規則⇔モラルがない
- 観念⇔偏見がない、なんでも受け入れる
- 見栄⇔汚れてもいい
- 善悪⇔手段を選ばない
- 俯瞰⇔溶け込む
左右型3種体癖要素へのカウンター
- 外見の華やかさ⇔ボロボロのルックス、ヒッピーファッション(でもおしゃれ)
- 感情豊か⇔穏やか、怒らない、怒らせない、流す、感情を操る
- 好き嫌い⇔なんでもいい、委ねる
- 恋愛⇔来る者拒まず去る者追わず (ガツガツしてないから意外とモテる)
- 美食⇔ベジタリアン、ヴィーガンなど
前後型5種体癖要素へのカウンター
- 金儲け⇔その日暮らし、ミニマリスト
- 行動的⇔怠惰
- 資本主義⇔共産主義
- 個人主義⇔ユートピア、ヒッピー、共生
- 旅行(計画的)⇔旅(いきあたりばったり、放浪)
ねじれ型7種体癖要素へのカウンター
- 争い⇔平和主義
- ヒエラルキー⇔平等主義、分け隔てない
- 亭主関白⇔プライドなし、フェミニスト
- ビシッとしている⇔退廃的、アンニュイ
- 体を動かしたい⇔動きたくない
- 困難に立ち向かう⇔逃げる
- 正々堂々⇔策士
開閉型9種体癖要素へのカウンター
- 執着⇔執着しない
- 一つの事に没頭⇔なんでもOK、興味の赴くまま
- 特定の相手への強い性欲⇔フリーセックス(流れに任せる感じ)
6種は社会のゆらぎ説
こう書くと6種は自由気ままで、あんまり働かなくて、のらりくらりと自分の好きなことをやってるように見えますが、じゃあ何か社会の役に立ってるんだろうか、と思うかもしれません。特に真面目な上下型の人などは大した苦労もしてなさそうなのに、上手いこと立ち回る6種を見て不満を持つかもしれません。少し弁解をしておくと、、
6種はバランス感覚に優れていて、社会や人がプラスに行き過ぎた時に自らがマイナスになって、0に戻そうとするような働きをしてる気がします。 例えば世論が戦争に傾いていたら反戦の歌を歌うとか、物質主義に偏ってきたら精神世界を説くとか、規則が厳しすぎたら自由を求めるとか。みんなが社会に合わせてやってるけど、なんとなく息が詰まる。6種というのはそういう空気に敏感で、カナリヤのようにまず声を上げる。単に呼吸器が弱い=気が弱いから一番早く息が詰まるってだけかもしれないけど、このままいくと危ないよ、ていうのが一番最初に分かる。あとで書きますが、6種は宗教感覚に優れていて、古来宗教のない民族や文化はないと言われてますが、6種のそういう感覚を無視して突き進むとすぐに滅ぶから歴史に残らなかったのかなーなんて考えてしまう。
もちろんちゃんとしてる人はいっぱいいますが、確かになんにも属さず、なんにも染まらずのらりくらりとしてる人もいて、でも何者でもないから何にでもなれるわけで、マイノリティを擁護したり、足りない考えを発信したり、社会のゆらぎになって、バランスをとるみたいな役割もしてるんじゃないかと思います。感度の高い芸術家に多い所以です。
みんながきっちきちになってると、何かあった時に、全部一気に壊れますからね。
だから6種というのは有事(非日常)に異常な力を発揮します。それは個人の力というより、いつもフラフラ色んなところに出入りして情報やエネルギーを溜めておいて、それが閾値に達すると爆発するという感じ。
社会全体が6種的になると変革の前兆って感じがします。フランス革命や幕末の「ええじゃないか」のお祭り騒ぎなどは、かなり6種的です。旧体制(上下型社会)でたまった不満やらエネルギーを爆発させて燃やしておけば、スムーズに新体制に移行できるのかもしれません。もともとの季節の祭りもそういう意味合いがありますね。*社会も組織も前後型で始まり、上下型で安定しますが、時間が経つと非合理的で理不尽な「べしべからず」が多くなります。脆弱性が安定性を上回ると、閉塞感から抑圧されていたエネルギーが爆発して破綻します。社会も組織も人間関係も人間も健全に発展させ続けるにはタレブのいう反脆弱性が必要だと思う。
自分で言うのもなんですが、6種は自信満々に思いつきをしゃべることがあるので眉唾で聞いたほうがいい場合も。特に裏とかとってません。
あ、私は6種体癖も持っていて、このページは6種の感受性で書いてます
感性が6種的になると、正しいこともあれば間違ってることもあるけど、アイデアは出ます。理由は後ほど。インスピレーションを得たい時は6種的なことをするといいかもしれませんね。
放浪癖
普段力を入れずに自分をニュートラルにして(自分を無にして)相手に合わせてる分、物事を固定観念や偏見なく見れる。上下型が俯瞰的に見るなら、6種は色んなとこに入り込んで自分もなりきるから、人の感覚が自分の感覚になる感じ。計画性のある旅行よりもいきあたりばったりの旅を好む6種ですが、その時会った人とはすぐに仲良くなれるし、すぐにそのコミュニティの一員みたいになって溶け込める。そして次の土地に行けば、前と全然違った環境でもすぐにそこの人みたいになる。お金がなくても食べ物をもらったり、寝泊まりさせてもらっても抵抗がない。楽しい話や面白いことを言ってそこの人たちが楽しんでくれればそれで精算、または自分がお金がある時にない人にその分返せばいい、社会はつながってる、みたいな考え方。6種が八方美人で、誰にでも同意するのは、計算もあるかもしれないけど、自分に確固たるものがないので、本当にその時はそう思って、違う意見を聞けば確かにその通りだ、と思っているからみんなにいい顔してるように見えるのだと思う。逆に言えば、かたまる力が弱い、安定性がない、空気みたいな人。
ちょっとそれましたが、みんな社会生活に疲れたら全部忘れて旅に出たいって思うこともあると思います。でも普通は生活もあるし、突然仕事をやめてってことはしない。6種の中には「まぁ、なんとかなるか」とたいした準備もないのにほんとにやめてしまって、旅をしながらブログを書いて生活なんてことを割と平気でする人もいる。それで生活できるのは、集注体癖らしく、そういうことをしたいけどできない人のエネルギーを引いてるってことですかね。ともかく「ヒッピー」とか「旅を仕事に」みたいな人のブログを読むと6種の考え方が分かるし、画像をみれば、こういう人たちね、て分かります。
戦うよりは自らが去った方が合理的と考え(無意識で?)、放浪者にならざるを得ないことも多い。たしか宗教の経典でそんな話がありましたよね。
裏要素
6種の裏要素もやはり、他の偶数体癖の裏要素同様、普段周りに合わせて出せていないエネルギーの発散要求と、集注要求が高まった時に、無意識にまとまって爆発します。奇数体癖で発散が行われない分、6種+偶数+ 9種(奇数でも内向の気)となった場合により強く表れやすい気がします。
6種の無意識の発散とは、本当に字面通り、意識を飛ばすと行われるので、無意識に無我、忘我状態になれるようなことを好みます。
非日常の発散(パーティ、クラブ、フェス、イベント、祭り )
6種は普段はあまり力を入れずに生活してますが、非日常のイベントになると急に元気になります。現代の日本では、ほとんどの6種の人は普通に働いていると思いますが、 クラブやフェス、イベントが好きでそういうところではいつもの内気な感じとは一変して、開放されたような気分になるのではないでしょうか。特にアンダーグラウンドの個性的なクラブで、空気感に酔い、純粋に音楽とダンスに陶酔して、ファーっと気持ちよくなる感じ。
フェスで音楽に酔って忘我状態になり、一体感を感じるとかいうのも6種的な感覚です。例えば3種なら好きなアーティストがいたら、その人を「きゃー!かっこいい♡」って感じで見てますが、6種はライブ自体に入り込む感覚。そこで一気にエネルギーが爆発して急激に発散が行われます。
前後型なので当然クラブやライブで体が動くときも、無意識に腰椎5番の前後の動きが多くなっていると思います。腰とあごを突き出すことが多い。
6種はアウトドアも好きです。空気がきれいなところ、自然が好きな人が多い。ヒッピーは完全に6種の文化ですが、今のフェス好きな人達もヒッピー文化に共通するものがありますよね。
昔の日本の農村の盆踊りなんかも、宗教的な意味合いに加えて、辛い農作業のバランスをとる、自由、踊り狂う、乱交など6種的発散が行われていました(たしか折口信夫って民俗学者が言ってた気がする)。ゆらぎがないと、やってられっか!てすぐ不満が爆発して崩壊してしまいます。
現代のフェスやイベント好きは6種でも3種が混ざってる場合が多くて、華やかでそこまで怪しい感じになることは少ないですが
ダンス、ヨガ、瞑想、トランス、活元運動
6種の人は没我、忘我、無我など意識を無くした状態でないと発散が行われないので、陶酔、恍惚、変性意識、トランスなど、なにか普通じゃない感覚になるのが好きで、ダンスでも完全に振りつけがある意識的なダンスではなくて、即興が好きです。合わせることが得意な6種は没我状態で音楽の中に入れば勝手に体が動きますからダンスが得意なのかもしれません。空気が振動するようなものですね。意識的なダンスでは疲れるだけで発散にならず、無意識に踊ったときだけ、エネルギーの発散が行われます。そうなった時に6種の美しさが表れ、注目を浴びて集注要求が満たされる場合もあります。
ヨガもWikipediaによると以下のように書かれてますが、完全に6種が得意な分野です。筋肉をメインに動かすフェットネス系のヨガはインドの6種的ヨガを欧米人が奇数体癖用にアレンジしたものですね。奇数体癖が強い人は起きてる時は交感神経が優位になっているので、呼吸法中心のヨガをやっても、体を動かしたくてうずうずするか、寝てしまうのでつまらないと感じるかもしれません。
ヨーガを簡潔に説明すると、呼吸を調整しながら、あるものを思念瞑想し、ついには恍惚状態となってその対象と合体する技法であるとしている
Wikipedia
活元運動もまさに無意識で行う運動なので、6種の人には特に合うかもしれません。なかなかダンスやヨガで意識を飛ばすとこまでいくのは難しいので、手軽にできる活元運動がおすすめです。 上下型は理性がしっかりしてるので少し時間がかかりますが、他の体癖の人でも割合簡単に飛ばせますよ。(飛ばすといっても意識と無意識が混在してる感じのことが多く、完全に忘我ということはまずありません)無意識にしか発散が難しい偶数体癖の人には特におすすめです。
カリスマ
6種は無我状態になりやすくて、霊的なものが降りやすいので、カリスマになりやすいです。
よくカリスマと呼ばれるイエス・キリスト、ナポレオン、ヒトラー、エジソン、リンカーン、スティーブ・ジョブズ、ジョーカーなどはみんな6種があるように見えます。日本では坂本龍馬や勝海舟などがいます。
すごい人はたくさんいるけど、その中で「カリスマ」と呼ばれる雰囲気を持っているのはやはり6種が混じった場合じゃないかな。良いとか悪いとかを超越して、社会の求めるものが、自分に降りて具現化したって感じですね。6種にはもともと体も気も弱くて内気であまりうだつが上がらない人も多いのですが(坂本龍馬も泣き虫でしたよね)、ある時プッツンして開眼するとなんかが降りて、カリスマになります。そうすると内気だったのと別人のように、なんの迷いもない、堂々としたカリスマ性を発揮したりします。自分以外のものが「降りる」感覚なので、正しいとしか思えず、異常な自信を持つ。その自信に他人もその気になって酔わされる。また偶数体癖なので、外から中心に引き込む方向にエネルギーが流れやすいため、 惹かれる、強い求心力になります。前後型なので、時代の潮流に敏感で一番早く乗れます。自由な発想で新しい時代を切り開く。そして異常な求心力を発揮した人は短命なことも?
ジョーカーというのはとても6種的で、あのバッドマンの悪役のJOKERもそうなんですが、トランプのジョーカーは完全に6種の役割を持っていて、なんにでもなりうる、時にキングより強い。モデルになったヨーロッパ中世の宮廷道化師という人たちも、普段は道化、王への無礼が唯一許された存在で、王が暴君になったりすると民意を代弁するように風刺や芸で王を非難したそうです。それが発端となって王が転覆することもあったらしく、まさに6種的社会バランスの調整役という感じです。「愚者にして賢者」「最弱にして最強」。カリスマやJOKERは個人の人格というよりは、社会の要求や民意の反映を内から具現化した人間です。だからその時のニーズが大きいほど祭られるのだと思います。
ピエロもそうですが、昔は王様や貴族(上下型が多い=意識、理性が強い)が芸術家(6種=無意識にアクセスしやすい、インスピレーション)のパトロンになって芸術を観賞したり、神事を司る人(6種=神の代弁者として、流れを読む)をそばに置いて政を行っていたのは、ちゃんと上下型の弱点を補ってたってことかもしれませんね。
上下型は上下関係を重視するので、素直に従えるのは自分より上位の神様だけってことかな?
王様は意識では民衆を下だと思ってるから、たとえ6種が民意の代弁者だったとしても、神の言うこととして聞けばいい。だから宗教が堕落・形骸化すると国が滅びた?宗教者や芸術家は身分問わずどこにでも出入りできるので、色んなバランスをとることで安定させる役割もあった?
なんて色々想像しちゃう
宗教・神秘・スピリチュアル
6種はなぜか神秘主義とかスピリチュアルな感覚になりやすいです。たぶん脳を含む体の機構の問題で、そういう感覚が起こりやすいのだと思います。(後述します)
宗教と言っても体癖によってハマり方があって、上下型なら戒律を定めたり説法したりするし、ねじれ型なら歌ったり太鼓叩いたりするし、色々あるけど、6種のハマり方というのは、本当に神様が自分の中に降りてきたような、恍惚としたもの、おそらくすべての原始宗教の始まりになったであろう霊的な感覚を感じやすいので、私は6種は宗教と関連があると思っています。
特にキリスト教は、放浪したり、犠牲になったりと6種的要素が色々入ってますし、キリスト像もだいたい6種をモデルに描かれています。ああいう雰囲気の人は6種と思ってよいかと。宗教画の恍惚とした表情や賛美歌を歌ったときの陶酔感など、普通とは違った感覚に6種はなりやすい気がします。イタリアは前後型の国なのでカトリック、イギリスは上下型の国なのでプロテスタントが優勢というのも体癖的に見ると納得がいきます。それが分かれば別にどちらが正しいと争う必要はないのにな、て思う。合う合わないがあるだけ。まぁ実際は政治的な問題が大きかったのでしょうけど。
私は宗教の多くはまず6種的な神秘性から始まって、上下的な説明や戒律で安定させると思っています。ビジネスが5種から始まって、上下で安定させるのと似てますね。組織も宗教もそうですが、古くなって、上下だけが残ると形骸化することも。神道や、仏教でも禅宗にはまだ6種的感覚が残ってます(仏教はもともと8種の哲学要素も強いですが)。儒教では老荘、プロテスタントよりもカトリック、イスラム教ではスーフィズムに色濃いですね。原始宗教のアニミズムやシャーマニズムは特に6種的です。
そういう宗教感覚そのものを研究してるのもやはり6種のあるフロイトやユング、河合隼雄(3人とも8種9種6種?)などです。
霊的な感覚とか言っても他の体癖の人には実感がないので「危ない」「胡散臭い」「怪しい」ということになるのですが、ともかく6種というのはなんかスピリチュアルな感覚が湧きやすい、体感しやすい体の構造になってるのかなーと思います。
なんとなく分かるって人は6種があるかも?
アーティスト・ミュージシャン
アーティストというのも、インスピレーションが必要ですよね。アーティストというのは、外からのニーズに応えるのではなくて、なにかに突き動かされて、降りてきたものの表現をする人だと思っています。それに対して、ニーズに応える形で創作されたものを芸術とは呼びません。クリエイティビティとか創造性と言うと、内から湧くものと考えられています。それがぴったり社会と合った時に人気が出るということですね。だから感覚が早すぎるとその時代には見向きもされず、後世になって理解されるということもあります。
感覚としては神が降りるって感じかもしれないけど、体癖的に考えると、6種が普段から社会の空気に敏感で社会のみんなが感じてる不満とか感情とかそういうのを溜め込んでいて、またはいろんな情報を溜め込んでいて、動かずに温存してる自分のエネルギーと一緒にバランスをとるために爆発してできたものが心を揺さぶる芸術になるのかなーと思っています。みんなが熱狂すれば発散と同時に集注要求も満たされますね。
6種のアーティストというのは本当に多いです。今ぱっと思いつく、まさに6種の感受性を表しているアーティストを挙げるとするとこんな感じですが、歌詞とか名言とかを見れば6種の感性が分かるかと思います。その時代にみんな無意識に思ってるけど、言えないようなことを代弁してたり。ちょっと不思議な感覚を表現してる人も多いです。意識的な押し付けがましさがなくて、気付かされる感じ。芸術という形が一番平和的に人を動かす、まさに合理的な6種的感性の結晶。
- ボブ・ディラン
- ビートルズ
- 坂本龍一
- THE YELLOW MONKEYS
- Mr.Children
- スピッツ
- 米津玄師
- あいみょん
- ダリ
- ゴッホ
- ムンク
- 与謝野晶子
- ドストエフスキー
- 芥川龍之介
6種のアーティストはまだまだ挙げればきりがないよ。原住民のアートとかも6種っぽい
ユング流に言えば6種は集合的無意識にアクセスして具現化しやすい人たちと言えるかもね。初めて聞いたのに懐かしく感じる感覚とか。
ドラッグ、依存症
ドラッグにハマりやすい人の中にも6種は多いです。実際やらなくてもドラッグに寛容とか興味を持ちやすい感受性も6種だと思います。全然興味がない人は無関心、または単に悪いもの、怖いものって認識。それ以上はよく分からない。やったことなくてもどんな状態かなんとなく想像がつくって人は6種がある可能性が高いです。私もその一人ですが、6種はドラッグがなくても、そういう状態になりやすいので、当然といえば当然でしょうか。
アーティストにドラッグ好きが多いのも頷けます。
6種は依存症にもなりやすいです。
意志でやろうとしたことができないのが6種の特徴なので、やめようと思えば思うほどやめられないのではないかと思います。 それゆえ6種はドラッグに限らず依存症になりやすいと思うのですが、解決策は健康になることだけだと思います。依存症というのはエネルギーの欠乏を埋めようとして無意識に同じ方向のエネルギーを求めることをやめられない状態だと解釈しています。だからやればやるほどエネルギーがなくなるものほど依存しやすい。もともとエネルギーが欠乏しやすい4種や6種が依存症になりやすいのもこういう理由からだと思います。その方向も4種は感情的な依存、6種は精神の開放感への依存かな?依存状態の場合、体にも気にも必ず偏りができてますから、活元運動で平均化したり、愉気でエネルギーを満たせばだんだん戻ってくるのではないかと、理論的には考えていますが、実際には経験がないので机上の空論である可能性もあります。ただ依存症は体の問題で、意志を強く持てみたいなのは明らかに逆効果なことは確かです。日常的に活元運動や愉気で体を整えておきたいですね。ドラッグのように強烈ではないかもしれないけど、心地よい一体感がありますよ。
精神疾患(統合失調症)
こんなこと言うと嫌な顔する人がいますが、6種は幻覚が見えたりとか幻聴が聞こえる統合失調症になりやすいと野口晴哉先生は言ってるし、私もそんな気がします。統合失調症の症状である、幻覚や幻視、何者かに支配されてる感覚、というのは先に書いた、なにかが降りるとか、自分以外のものに突き動かされる、とかインスピレーションと紙一重という感じですね。
有名な人ではムンクがいますが、Wikipediaなどを読むと呼吸器系が弱かったりしてかなり6種は強そうです。「叫び」も自画像と言われてますが、細い顎が協調されて見えます。あとは9種と4種あたりでしょうか。
また「ナッシュ均衡」と呼ばれるゲーム理論でノーベル経済学賞を受賞したアメリカの数学者、ジョン・ナッシュは1種-6種-9種で、重度の統合失調症を発症しています。
科学的根拠も出てきてるみたいです。創造性と精神疾患の関連性を調べた研究で、
オーストリア・グラーツ大学の神経科学者アンドレアス・フィンク氏らは、MRI(磁気共鳴断層撮影装置)を使って統合失調症傾向の患者の脳画像を撮影。その後に創造性を試すテストを実施して両者の関連をまとめ、昨年9月に研究成果として発表した。
これによると、重い統合失調症傾向を患っている人と創造性豊かな人の脳内ではともに、思考中であっても、注意と集中にかかわる部位とされる楔前部(けつぜんぶ)が活動を続けていた。一般的に、複雑な課題に取り組むと、楔前部の活動が低下し集中することを助けると考えられている。
創造性豊かな脳も統合失調症傾向の脳も、大量の情報を取り込む一方で、雑音となる情報を排除できない。つまり、脳のフィルターが機能していないといえそうだ。 米国の認知学者スコット・バリー・カウフマン氏は一連の研究成果を受けて、「創造的認知への鍵は、情報の水門を開けて、可能な限り多くの情報を取り入れることにありそうだ」と指摘。「大量の情報が入ってきて収拾がつかなくなり、奇抜な関連づけがなされる。すると、時として、創造的なアイデアに結びつくのでは」と分析した。
創造性の「暗黒面」 抑鬱や狂気が天才を生み出す? 2014.03.17 Mon posted at 18:01 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35044129.html
まさに6種の「なんでもありのままに受け入れる」という性格とも一致します。
例えば上下型はラベルを貼ったりフォルダ分けしてフィルターをかけることで情報を制限します。これは理性が意識の中にあるものしか対象にできないから、記憶にはキャパシティがあるし、なるべく重要な情報を取捨選択、整理しているものと思われます。上下型は基本的に意識、理性による論理的思考です。
これとは対照的に6種はフィルターが機能しにくいので、入る情報を制限できない、つまり偏見できず、全部の情報を丸ごと受け入れてしまう。その情報は無意識という巨大な入れ物にごちゃまぜに蓄積されます。つまり忘れているということ。で、なにかを創作する時、考え続けていると突然アイデアがふと浮かぶ、ひらめく、降りる。これは無意識に蓄積された膨大な情報の中から有機的に情報が関連付けされて、意識に「思いつく」という形で表れるのではないかと思います。
数学でも、公式を覚えて説くのは意識と理性しか使う必要はありませんが、本当の意味で自分で解くとなると、ひらめきが必要です。この辺のことを 数学者の岡潔先生が詳しく説明しておられるので、興味がある方は読んでみてください。ナッシュ同様1種-6種-9種の方です。先生は奇人変人と言われ、奇行と精神疾患が表れることもありましたが、おそらく日本の美しい自然と数学の論文が大量に詰め込まれた無意識の膨大な海の中に(6種)没頭して考え続け(9種)、ひらめいたことを1種の論理思考で論文にしていたのではないかと推測します。
大好きな一節です。体癖が近い人なら特に、面白いと思います。
人の中心は情緒である。情緒には民族のちがいによっていろいろな色調のものがある。たとえば春の野に様々な色どりの草花があるようなものである。中略。私は数学なんかをして人類にどういう利益があるのだと問う人に対しては、スミレはただスミレのように咲けばよいのであって、そのことが春の野にどのような影響があろうとなかろうと、スミレのあずかり知らないことだと答えて来た。
岡潔 春宵十話
岡潔先生は、戦争中に死なばもろともと誓い合っていた日本人が、戦後食糧を奪い合い、心がすさみ果てた姿を見ていられなくなって仏門に入ったと言っています。(6種は汚いこともフィルターなしでそのまま入ってしまうから、平和主義なんだと思う。)
またアインシュタインは、9種-6種-1種の感性を名言などもに色濃く残していますが、その中で、
『我々に味わえる最も素晴らしい経験は、神秘だ。それは、真の芸術と真の科学を生み育てる基本的な感情である。』
『人類が人間としての尊厳を守り、生存を確保し、生きることの喜びを維持し続けたいなら、(ブッダ、モーゼ、イエスなど)これらの偉人たちが私たちに与えてくれたものを、全力で守り続けなければなりません。』
と言っています。(統合失調症に関してはアインシュタインは発症してませんが、優秀で音楽の才能もあったという6種-9種-8種の次男エドゥアルド・アインシュタインが患っています。)
私も宗教は先人の智慧の結晶だと思っていて、ゆらぎやすい6種の人は特に学べば助けになるんじゃないかと思っています。日本人には仏陀の考えがなじみやすいですね。別にどこかの教団に入信しなくても、宗教は学べます。
現存する最古の仏典ということで、ブッダご自身の言葉も含むと言われるダンマパダ「法句経」が好きです。その中でも友松円諦訳が一番おすすめ。綺麗な日本語で書かれているので朗読すると気持ち良い。心が少しでも不安定になった時に読むと戻してくれます。
怨みをいだく人々の中に
たのしく
怨みなく
住まんかな
怨みごころの人々の中に
つゆ怨みなく
住まんかな
法句教 友松円諦
岡潔先生によれば、宗教によって境地が進むと、物が非常に見やすくなるので、宗教の修業が数学の発展に役立つのではないかということです。そして数学の最もよい道連れは芸術であるとも言っています。(数学に限らず、インスピレーションを得るには6種的な芸術が助けになると思います。)さらに岡潔先生によれば頭を働かせるには情緒をきれいにすることと道義教育が大切だそうです。
最近の芸術と言われるものを見ると吐き気がしたり、気分が悪くなることがあるのは私だけでしょうか?みんながもっと心や体の調和を大切にできるといいですね。
統合失調症にヨガがいいってエビデンスは出てきてるみたいだよ
6種にとっては特に呼吸のコントロールが大事だと思います。個人的には、もうちょっと科学と宗教や民間療法が仲良くなればいいのにって常々思っているのですが、こういうのもごちゃまぜにして何でも良いものはいいから、仲良くしようっていう6種的発想だと思います。まぁ元々は一つだったって話もありますしね。学を主に司ってる上下型には受け入れられないけど、9種なら分かるかな?
*思いつきで書いており、統計などによるものではありません。何事も裏表があるのでタブーや偏見がなくなればと思います。
無意識の行動
6種は意識で行動しようとするとできなくて、無意識に行動してしまう面があります。
これが理解できないと本人も周りも大変ですから、もし6種が不可解な行動をしていたら、無意識の欲求を認めることが大切です。
やろうとするほどできない
6種は意識でやろうやろうとすることはできなくて、やろうとしないこと、やめようと思うことをついやってしまうということがあります。
例えば6種は夜元気で、朝起きるのが辛い人が多いですが、起きよう起きようと思うのにどうしても体が動かない。もういいや、寝よう。と諦めた途端なんとなくスッと起きられるというようなことがあります。なので、どうしてもできないことは諦めたほうがいい場合も多いのです。
逆にやめようやめようと思うことをやめられないので、依存ということにもつながるのだと思います。
また前後型はエネルギーが余ると無駄遣いをしてしまうことが多いです。
要求を叶えるための病気
6種は要求を叶えるために病気になるという面があって、例えば病気で痛い時に親切にしてあげると、その人を呼び寄せたくなると痛くなる病人とか、怪我をして心配して大事にされると、治りかけた時にまた怪我をする子供とか。本人は無意識なのですが、自分の要求を果たすために、自分の体を壊している場合があるそうです。
特にエネルギーが余っている時に、病気であることを人に見せようとしたり、自分の存在を主張せんがために病気や怪我を利用するというのは6種に多い。
本人も周りも気付きませんが、 潜在心理的な劣等感や、欲求不満が元にあって、 当人はやろうとしていない、むしろやるまいとしながらやってしまう、そういう特徴があるそうです。
例えば欲求不満から病気になって、だんなさんに心配させて看病させるなど、6種の行動は、何のためにそうしているのかということを観て、その目的を認めないと治りません。目的を認めるとケロッと治るそうです。
栄養の欠乏を心配して食べる
左右型はおいしいから食べるのですが、前後型は栄養の欠乏を警戒して食べます。
食べられる時に食べられる時に食べておかなくては体が保たないと思って、せっせと食べるようなのですが、たくさん食べているうちは呼吸器が丈夫にならなくて、断食や減食で呼吸器が治るのは前後型が多いそうです。
6種にベジタリアンやヴィーガンなど、食養生をする人が多いのも食べたいから、美味しいから、というより「栄養」として見ている面が大きそうに感じます。
職業
6種は5種と同様、器用で要領がよくなんでもできそうですが、体力的にも精神的にも、体育会系とか頑張らないといけないような仕事はキツイかも。 また意識でやろうとしたことはできないので、自由にやっていい仕事でないと本来の力は発揮されないんじゃないかと思います。縛られるのも嫌いなので、フレキシブルに働ける職場が向いています。プレッシャーを感じすぎたり、期待されすぎると息苦しくなって心身に不調をきたすこともあるので気を付けましょう。上下的な組織は5種同様、居心地が悪いと思います。
センスを生かせる自由業が向いています。「自由業」って調べると次のような仕事が出てきましたが、だいたい6種の得意そうな仕事ですね。お金がなくてもそんなに気にならないので、自分のペースで好きにできると良さそう。6種の強みは、自由な生活をすることで普通は考えつかないアイデアが生まれることです。5種のようにニーズを直接満たすというより、基本的には自分の内側からの感覚を表現すると良さそうです。(芸術にはなりませんが、 ニーズを考えると仕事にはなります)
ライター、投資家、ブロガー、デザイナー、作家、YouTuber、ノマドワーカー、コラムニスト、ネットショップ、プログラマー、エンジニア、コンサルタント、翻訳家、カメラマン
健康な6種は5種と変わらない感受性を持ってる人も多いので、5種っぽい仕事はできそう。快活で5種と見分けがつかないような人もいます。でも5種同様飽きっぽいし、いきなり畑違いの仕事を始めたりします。定職につくのが嫌になって転職をくり返す人も。フリーターの中には6種の人が多いと思います。
6種が強いわけではなくて、混ざる程度なら、したたかさや計算、バランス感覚を武器にできるので、どんな仕事でも有利になる可能性があります。まさにJOKERですね。ババにならないように気を付けましょう。上下型+6種の政治家も多い。学者でも上下型+6種とか9種+6種など6種があるとインスピレーションを得やすいので、大きな発見をした人などにも多い。
6種に1種が混ざってれば諸葛亮のように良い軍師になれるかもしれません。大企業だと難しいかもしれませんが、劉備玄徳のような8種のリーダーが側近として置くならおすすめ。企業でも自由な雰囲気であればアイデアが出ます。
当然アーティスト目指す人にも多いです。
芸能関係にも多い。今なら芸人が世を風刺するピエロの役目ですかね。6種がある芸人さんは多いです。
ヨガのインストラクターとかダンサー。
スピリチュアルな仕事。ヒーラーとかセラピスト、宗教家、巫女、イタコ、霊媒師なども6種に多いと思う。
ダメンズの代表格3Bこと、バンドマン、美容師、バーテンダーも6種の代表的な職業です。もちろんみんながダメンズとは言いませんが、6種はダメンズになりやすいと言わざるをえないので、これも納得です。
カリスマなんとかって呼ばれるような仕事は向いてるかもしれませんね。カリスマ美容師、カリスマ店員、ほかになにがあるかな?カリスマホストか~
だめんずとの恋愛はドラッグと似てるよ
怖いのは依存性と後遺症。一時のいい思いと絶望で乱高下した脳内麻薬のせいで、依存。そのダメ男と別れても、無意識に次々同じタイプのダメ男を求めてしまう。何年婚活しても結婚できない女性の中にはこうなってる人も多い。。
ダメンズでも上下型ならモラハラ系、7種ならDV系、5種なら遊び人系、6種ならヒモ系と体癖によってなりやすいだめんず傾向が変わります。
そして6種が1番中毒性があると思う(特に8種にとって?)
6種のアーティストの曲に中毒性があるのと同じか。。
体の特徴
前後型の中心点は腰椎5番、前後運動と関係のある腰椎です。咳をすると前後の運動になるように、腰椎5番は呼吸器の働きと関係があります。呼吸器が活発なのが5種、弱く、過敏なのが6種です。
肩が広く、胸板が厚い5種に対して、6種は肩が内に入って胸郭が狭く、骨盤が後傾、恥骨とあごが出る姿勢になります。5種は重心が前、6種は後ろです。
4種同様、あまり栄養の吸収がよくないのか、太りづらく、栄養の欠乏を心配してよく食べます。
5種が意識で行動できるのと逆に、6種は無意識でしか動けません。肩に力を入れて頑張ってる時は動けなくて、やろうとしてないことは無意識にやってしまう。
咳風邪、肺炎や喘息など、呼吸器系の病気になりやすく、6種がない人でも、風邪を引く前は6種的な体になりやすい。
スマホ見たり、PC画面見てると6種じゃなくても6種みたいな姿勢になってる人が多いです。姿勢によって浮かぶ考えも変わるし、ヨガや活元運動で整えましょう。
見た目
前後型の特徴は肩に表れますが、一番分かりやすい6種の特徴は顎で、細くなったり、しゃくれやすいです。胸郭が狭いと顎も狭くなるのかな?5種は逆にあごがしっかりしてる気がする。 (6種でも3種が混ざったりしてしっかり栄養が吸収できてれば5種とそんなに変わらない人もいる。) 動物はあごと胸板をみれば体力が分かるそうです。あとはジョジョ立ちかな。作者の荒木飛呂彦さんも6種が入ってますが、ジョジョのキャラクターはみんなカリスマがありますね。ムキムキなのは7種的ですが、恥骨を前に突き出して、ゆらーっと立つ感じ。ジョジョ立ちやジョジョ座りなど姿勢の悪さは6種の特徴です。ジョジョのキャラには元ネタがあることは有名ですが、元ネタのアーティストは圧倒的に6種が多いので、参考になります。
ミュージシャンで、あごと腰を前に突き出して歌う人も6種です。
服はボロボロでも安物でも、謎にかっこよく着こなせます。あんまり清潔感はない。ロン毛やひげが似合う人が多い。キメすぎると疲れる。
顔は整ってなくとも、独特の魅力があります。
ゾンビも6種のイメージです。デスノートのLなんかはもろ6種って感じですが、ライトも1種の裏に6種がありそうですね。嘘喰いのキャラにも6種は多い。 カイジも7種+6種かな?
あとは「ヒッピー」って画像検索すると6種の典型みたいな人たちがいっぱい出てくるので、参考にしてみて下さい。
気の方向
前後型は前から後ろに気が流れますが、前から中心に入る気が6種(内向=エネルギー集注)、中心から後ろに出る気が5種(外向=エネルギー発散)です。
まとめ
いかがでしたか?6種は1番注意が必要な体癖と言われています。変わった特徴のある体癖なので、6種がない人には特に分かりづらいと思います。そこが6種の魅力なので、種明かしをするとよくないかもしれませんね。
- エネルギー集注&節約型
- 節約術=奇数体癖のカウンター行動
- バランスをとる
- 呼吸器が過敏=空気に敏感
- ジョーカーのような役割
- 裏は神秘性、創造性、カリスマ、アーティスト
6種は私にとって、とても面白い体癖なのでつい長くなってしまいました。
6種がない人にとって、6種の話というのは通常「怪しい~意味分かんなーい」って一蹴することが多いですが、いざ自分が不安になって6種的になると、もっともらしく聞こえてきます。6種の言うことは玉石混交ですから、気をつけて!だから時の篩にかけられた宗教が無難なんですね。
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